未経験者を採用するなら
人手不足のこの業界。「イチから育てるから、とにかく人が欲しい!」という企業様や、「変に他社で電気工事を経験してると融通が利かないから、いっそ素人のほうがいい!」という理由で未経験者を採用している企業は多くあります。
問題は、「資格も経験もいらないよ!」と言ってもなかなか応募が来ないこと。
そこで、電気工事未経験者はどこを見て入る会社を選んでいるのかを解説します!
※ 電工経験者の採用をお考えの方は、こちらの記事をご覧ください!
電工のタマゴに好かれる会社の特徴
電気工事未経験はどこを見て入る会社を選ぶのか、早速ご紹介していきます。
真似できそうなところはぜひ取り入れていただき、採用確率を上げましょう!
資格取得支援がある
資格取得支援は、多くの企業様が実践している福利厚生のひとつです。
電気工事を行うには「第二種電気工事士」をはじめ取得してほしい資格が数多くありますよね。
資格取得支援はこれらの資格取得にかかる費用を会社が負担してあげる制度です。
受験費用だけでなく、テキスト代や会場までの交通費を負担するという会社もあります。
未経験者はこれから技術を身に着けたいと意気込んでいますから、スキルアップを後押ししてくれる会社には魅力を感じます。

教え方が丁寧
未経験者たちは、電気工事士に憧れを抱く一方で「本当に自分にできるのかな」「ちゃんと教えてもらえなかったらどうしよう」などと不安も数多く抱えています。
そんなとき、「この会社なら入っても大丈夫かな?」と思わせるのは、教育体制がしっかりと整っていることです。
例えば求人票を書く際や面接の際に「慣れるまで先輩が一対一で教えます」などと手厚くサポートすることを説明しておけば、未経験者に安心感を抱かせることができます。
昔は「見て覚える」というのが当たり前でしたが、今の時代は丁寧に指導をしている会社が多いです。採用競争に勝ち抜くため、教育体制についてはしっかりと整えておく必要があります。
お休みや給与などの制度が明確
特に求人票を作る際に意識していただきたいのは、自社の制度について数字や具体例を用いて詳しく記載するということです。
お給料がいくらもらえるのか、お休みは何日とれるのか…という待遇面は誰もが気になることですが、同時に自分からは質問しにくいことでもあります。
なので、求人票を作成するときは自社の待遇面について詳しく記載しておきましよう。下の記載例もご参考ください。
◆ 具体的な表現を用いて休日を記載する例
・休日:土・日(月1回ほど休日出勤が発生することがありますが代休が取得できます)
・休日:シフト制週休2日(1か月前に希望の休日をきき、シフトを作成します)
・休日:日・祝(ほかにも、子どもの入学式など家族行事の際はお休みが取れます)
◆ 過去事例などを用いて収入イメージを記載する例
・月給22万円+賞与年1回(昨年の賞与実績は平均30万円)
・月給22万円+インセンティブ(目標の売り上げを達成したら1万円~10万円給与にプラス)
・月給22万円+資格手当(2種電工を取得すれば月5千円)+残業代
※ 給与の場合、基本給以外に支給している手当があればできる限り詳しく記載しましょう。収入イメージをつかみやすくなり効果的です!

未経験を育成した実績
過去に未経験入社した人が立派に活躍している実績があると、未経験者は会社に安心感と親近感を抱きます。もし育成実績があれば、求人票や会社HP、面接などでぜひPRしましょう!
未経験者の採用を早期に実現したいのであれば、電気設備業界専門の求人サイトの利用もおすすめです。
会社の雰囲気
未経験者は電気工事の実務経験がない分、具体的な仕事内容よりも「なんだか楽しそう」という雰囲気で入る会社を決めることも多いです。
会社にどんな人が働いているか、どんな雰囲気の会社なのかがわかるように、社員の写真や紹介文を公開しておくのも効果的です。

まとめ
競争が激化する電気工事業界の採用。勝ち抜くためには情報発信に工夫が必要です。
何も知らない未経験者が自社で働くイメージができるよう、なるべく多くの情報を、クリアに、わかりやすく公開してあげることが大切です。
皆さんの採用活動がうまくいくことを願っています!
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