求人サイトやホームページで職人を採用する時代
少し前まで、建設業界の採用活動は紹介やハローワークが主流でした。しかし今では求人サイトやホームページなど、インターネットでの採用活動が活発になっています。
この記事では企業ホームページが採用活動にもたらす効果について解説します。
建設業界では自社のホームページを持っていない企業も多くあります。ホームページ作成の検討をしている方や、古いホームページを放置したままの方はご参考ください。
ホームページの有無で応募数は1.53倍変わる
電気設備業界での採用を専門に行っている求人サイト「工事士.com」では、建設業のどのような求人に応募が入りやすいかを独自に調査しています。
ホームページを持っている企業の求人と、持っていない企業の求人の応募数を調べたところ、ホームページの有無で応募の数は1.53倍も差が開くことがわかりました。
サイトの総応募数のうち、60.4%はホームページを持っている求人に集中しており、ホームページのない求人の応募は39.6%にとどまっています。
ホームページがあると応募するのはなぜ?採用担当が知りたい3つの心理
なぜ、企業がホームページを持つと応募が増えるのでしょうか。その理由は求職者の心理にあります。インターネットでの採用活動を担当する方は、求職者の心理をつかんでおきましょう。
ホームページのある安心感・信頼感が応募→採用につながる
多くの求職者は、気になる会社を見つければホームページを探してどのような会社かを調べようとします。気になることはほとんどネット検索で解決できる現代だからこそ、ウェブ上で何も情報が見つからないと、「求人に書いてあることは本当だろうか?」「この会社は信頼していいのだろうか?」と、応募する前の不安感に繋がり応募をためらってしまうことがあります。
反対に、ホームページで情報を得ることができると安心感につながり、応募の後押しになります。例えば自社のホームページで最新ニュースやおしらせなどを定期的に掲載すると、きちんと運営されている企業だという印象を与えることができます。
しかし、ホームページがあっても何年も情報が更新されていない場合や古い情報が掲載されている場合、他の事もきちんと管理できていないのではないかと不安を与える要因になってしまうかもしれません。ホームページを持つ際は定期的に情報を更新する必要があります。
ホームページで会社の雰囲気を知ることが応募→採用につながる
給料や休みなどの労働条件のほかに、会社の雰囲気が自分に合うかどうかも求職者にとっては重要なポイントです。ホームページは求職者にとって会社の雰囲気をつかみやすく、特に社長からのメッセージや働いている人のインタビューなどが載っていると自分に合いそうな会社かどうかを判断することができ、安心して応募することができるようになります。
実際に働いている人のエピソードをホームページに掲載すれば、入社した際にどんな人とどのように働くのか、また社員同士が普段どんな風にコミュニケーションをとっているのかを自然に伝えることができます。
ホームページ上の求人情報の補足が応募→採用につながる
求人媒体は、掲載できる情報量が決まっています。求人に載せきれなかった写真やメッセージなど、会社の魅力となる部分をホームページに掲載することによって、求人情報の補足となり、より会社の魅力が伝わり応募に繋がります。
例えば、自社での働き方を「社員の一日」として写真付きで紹介している企業は多くあります。実際のスケジュールに沿って働き方を表現することで、仕事の内容や進め方が具体的に伝わり、入社後の働く姿をより具体的にイメージすることができます。
また、一般的に求人媒体には掲載期限がありますが、ホームページであればサイトを維持する限りずっと求人情報を掲載しておくことができるので、求人媒体に掲載をしていない期間も自社のホームページ上で採用活動を行うことができます。
採用に効果のあるホームページを作るには
採用に効果のあるホームページを作るには、自社で作成するほか、ホームページの作成代行サービス等を利用する方法もあります。
代行サービスを利用する場合は、費用感や自社を表現できるサービスであるかどうかなど、多角的に検討する必要があります。
自社で作成する場合、イチから作成するとなると時間と専門の知識が必要になります。テンプレートを利用し、ホームページの作成をサポートしてくれるサービス等を検討するといいでしょう。
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◆ 建設業のホームページ作成事例や反響のあるホームページの作り方はこちらの記事にもまとめています!
採用にホームページを役立てよう
インターネットを使った採用を成功させたい場合、自社の情報を求職者に開示し、見知らぬ会社に応募をするだけの安心感を与えることが大切です。
ホームページの作成は採用に効果的な手段です。ホームページを持っていない場合や長らく更新していない場合、ぜひ、ホームページを採用活動に役立てるよう検討してみてください。
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