《経験者採用》ベテラン電工はどんな会社に転職したいと思うのか?

職人採用のコツ

人手が足りない!即戦力が欲しい!

「忙しくて手が回らないから今すぐ即戦力が欲しい!」という企業様や、「未経験者を育成できる環境じゃないからちょっとでも電工の経験がある人が欲しい…」という企業様、多くいらっしゃるかと思います。

ただでさえ人手不足の中、即戦力として活躍してくれる人材を獲得するのはそう簡単なことではありません。

採用確率を上げるため、電工経験者はどんなところを見て入る会社を決めるのか?というポイントを押さえておきましょう。

※ 未経験者採用をお考えの方は、こちらの記事をご覧ください!

ベテラン電工はここを見る!転職したい会社の特徴

ベテラン電工はどんなことを重要視して転職先を決めるのでしょうか。

以下でご紹介していきますので、ぜひ自社の採用活動にも生かしてくださいね!

業務内容が自分の経験と合致している

傾向として、ベテラン電工は今までの工事経験が生かせる会社を選ぶことが多いです。

例えば空調工事を主としてきた方は、同じく空調工事メインの会社を選びますし、反対に計装工事など全く別分野の工事をあつかっている会社にはあまり行きたがりません。

そのため大切なのは、自社の取り扱い工事について求人やHPなどに詳しく記載をしておくことです。

取り扱い工事だけでなく、現在多い現場の情報(場所・新築か改修か・規模など)や施工実績を載せておくと求職者は自分に合った会社なのかどうかを判断することができます。

お休み・給与が以前の会社よりも良い

ベテラン電工が転職する理由の多くは「今よりもいい待遇の会社に行きたい」という理由です。そのため、多くの方が重要視するお休みと給与については具体的な数字を用いて詳しく記載しましょう。

未経験者編でも触れましたが、待遇面というのは求職者にとって気になる反面、自分からは質問しにくいことでもあります。

ですので、求人票を作成するときは自社の待遇面について詳しく記載しておきましよう。下の記載例もご参考ください。

◆ 具体的な表現を用いて休日を記載する例

・休日:土・日(月1回ほど休日出勤が発生することがありますが代休が取得できます)

・休日:シフト制週休2日(1か月前に希望の休日をきき、シフトを作成します)

・休日:日・祝(ほかにも、子どもの入学式など家族行事の際はお休みが取れます)

◆ 過去事例などを用いて収入イメージを記載する例

・月給30万円+賞与年1回(昨年の賞与実績は平均30万円) 

・月給25万円~40万円+インセンティブ(目標の売り上げを達成したら1万円~10万円給与にプラス)

・月給25万円以上+資格手当(2種電工月5千円1種電工月1万円)残業代

・月給25万円以上 ※ 前職給与を保証します!

※ 給与の場合、基本給以外に支給している手当があればできる限り詳しく記載しましょう。収入イメージをつかみやすくなり効果的です!

※ 経験者の場合、前職の比較して給与が高いか・安いかということも重要視されます。そのため、「前職の給与を保証します!」「前職給料を考慮します!」といった文言を添えることも効果的です。

現場までの距離や直行直帰の可否に納得できる

「地元で働きたい」という方や「出張が好き!」という方など、現場の場所については職人さんそれぞれに好みがあります。

そのため、求人の段階で対応しているエリアについては詳しく記載しておくようにしましょう。

また、ベテラン電工さんが地味に気にするのが現場以外の拘束時間。現場まで直行・直帰OKという企業様はひとつのPRポイントになりますので、求人に書いておくといいでしょう。

経験者の採用を早期に実現したいのであれば、電気設備業界専門の求人サイトの利用もおすすめです。

会社概要・社員の情報

「安心して働くことができそうか?」というのは誰もが気になるテーマです。

そのため、会社概要と、働いている社員の情報はできる限りオープンにしておきましょう。

◆ 開示しておくといい会社情報

・基本情報(社名・住所・資本金・設立年)

・取り扱い工事内容

・取引先の会社名(ベテラン電工の場合、取引先を見て在籍している会社とのつながりがないかどうかや、下請け・元請けがどんな会社かを把握したい方も多いです)

・従業員数

・社員の年齢構成

・会社の雰囲気

まとめ

ベテラン電工や電気工事経験者を採用したい場合、給与体系や取り扱い工事などの実態を開示し、「この会社なら以前よりも良い働き方ができる!」と思わせることが大切です。

なるべく情報をオープンにすることで、自社にピッタリの人材が見つかりやすくなりますよ。

皆さんの採用活動がうまくいくことを願っています!

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