2020年冬のボーナス速報 ~299人以下建設業で53万円~

2020年冬のボーナス速報 ~299人以下建設業で53万円~

コロナ禍、建設業の賞与は

東京都は今月9日、冬のボーナス支給額の速報値である「年末一時金要求・妥結状況について(中間集計)」を公開しました。

これは、都内の1,000労働組合を対象にした年末一時金(冬のボーナス)の調査です。

集計の結果によると、東京都の建設業全体のボーナス支給額は平均で880,776円。

2019年の確定値である886,386円と比較して-0.63%の減少という結果となりました。

ただし、こちらの数字はあくまで東京都の建設業界全体の数字で、中小企業とはズレがあります。

次の項目でもう少々規模の小さい会社のデータを見てみましょう。

299人以下都内建設業でボーナス53万円

会社の従業員別、建設業の冬のボーナス一覧は以下の通りです。

299人以下の建設業の平均は534,289円です。

さらに、300~999人規模で450,000円1,000人以上の規模で909,483円。全規模では880,776円という結果になりました。

参考に、建設業以外の業種も含めた全業種の2020年冬季ボーナスの平均額は、800,942円(前年比-1,775円)です。

中間集計であることと、そもそもの調査件数が少ない故に、実態を把握しきれているとは言えませんが、よくある大手企業だけのボーナス集計よりは中小企業の実態に沿ったデータと言えるのではないでしょうか。

夏季の賞与は

今年の夏季賞与については、確定値が発表されています。

夏季賞与では、299人以下の建設業の平均は597,500円です。

さらに、300~999人規模で300,000円1,000人以上の規模で1,315,789円。全規模では1,271,956円という結果になりました。

参考に、建設業以外の業種も含めた全業種の2020年夏季ボーナスの平均額は、788,472円です。

建設業は、他の業種に比べボーナスの額が高いと言えます。

しかし、従業員1,000人以上の大きな企業がボーナス額を押し上げているため、データを見る際は注意が必要です。

平均は2.6ヶ月分

冬のボーナスのデータを集計した建設業従業員の平均年齢は38.5歳平均月収は330,144円です。

建設業全規模のボーナス額である880,776円を月収で割ると、冬のボーナスは月収の2.6ヶ月分が平均ということになります。

この数字も、従業員1,000人以上の会社が押し上げていることは否めませんが、あくまでひとつのデータとしてご参考ください。

自社のできる範囲で決定を

今年はコロナショックという想定外の出来事があったため、業績が落ち込んだ企業様の中には「ウチはボーナスを出すのが難しい…」という企業様も多くいらっしゃるかと思います。

このデータはあくまで参考値ととらえ、ボーナスの金額は自社にできる範囲で決定を行ってください!

参考データ

東京都: 2020年 年末一時金要求・妥結状況について(中間集計) (令和2年11月5日現在)

東京都: 2020年 夏季一時金要求・妥結状況について(最終集計) (令和2年7月16日現在)

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