【2024年版】第一種・第二種電気工事士の試験日程、料金、申込方法をチェック!

建設ニュース

2024年下期第二種電気工事士の試験は筆記試験10月27日(日)、技能試験12月14日(土)~12月15日(日)に開催されます。

また、第一種電気工事士の試験は筆記試験10月6日(日)、技能試験11月24日(日)に開催されます

第二種電気工事士
上期
第二種電気工事士
下期
第一種電気工事士
上期
第一種電気工事士
下期
学科試験
(CBT方式)
2024年4月22日(月)~
5月9日(木)
(18日間)
2024年9月20日(金)~
10月7日(月)
(18日間)
2024年4月1日(月)~
5月9日(木)
(39日間)
2024年9月2日(月)~
9月19日(木)
(18日間)
学科試験
(筆記方式)
5月26日(日)10月27日(日)10月6日(日)
技能試験7月20日(土)
または
7月21日(日)
12月14日(土)
または
12月15日(日)
7月6日(土)11月24日(日)
情報出典:電気技術者試験センター 試験日程等のご案内

この記事では、

第二種電気工事士の試験日程

第一種電気工事士の試験日程

電気工事士試験の申し込み方法申し込みに必要なものかかる料金

などについて解説していきます。

電気工事士とは?

電気工事士の資格でできること

電気工事士の資格について、第二種・第一種それぞれのできることや資格の取得要件をまとめました。

第二種電気工事士と第一種電気工事士の違い

電気工事士の資格には、第一種と第二種があります。それぞれの資格でできることを表にまとめました。

第一種電気工事士免状取得者
自家用電気工作物(最大電力500kW未満)
例:ビル・商業施設・工場
第二種電気工事士免状取得者
一般用電気工作物等
例:住宅・マンション
情報出典:一般財団法人 電気技術者試験センター

第二種電気工事士は、低圧受電(600V以下)の場所の電気工事のみを行うことができます。

具体的には、住宅やマンション等の工事です。

一方、第一種電気工事士は、第二種電気工事士では扱うことのできない高圧受電の場所等の電気工事も行うことができます。

具体的には、ビルや商業施設、工場などの工事が該当します。

まずは第二種電気工事士の取得を目指し、電気工事士として活躍の場所を広げたい場合は、第一種電気工事士の取得にチャレンジするのがおすすめです。

免状取得要件の違い

第二種電気工事士と第一種電気工事士は、免状の取得要件が異なります。

第二種電気工事士第一種電気工事士
受験資格なしなし
免状取得要件なし電気工事の実務経験が必要(3年以上)

第二種電気工事士の免状は、試験に合格すれば誰でも取得できます。

一方、第一種電気工事士の免状を取得するには、3年以上の実務経験が必要です

実務経験がなければ、試験に合格したとしても免状を取得できません。

2024年度 電気工事士試験の日程

2024年度 電気工事士試験の日程

電気技術者試験センターから、2024年(令和6年)の第一種電気工事士・第二種電気工事士の試験日程が発表されています。

試験日程や申し込みスケジュールを確認しましょう。

【2024年】第二種電気工事士の試験日程

2024年(令和6年)の第二種電気工事士の試験日程は下表のとおりです。

第二種電気工事士
上期
第二種電気工事士
下期
学科試験
(CBT方式)
2024年4月22日(月)~
5月9日(木)
(18日間)
2024年9月20日(金)~
10月7日(月)
(18日間)
学科試験
(筆記方式)
5月26日(日)10月27日(日)
技能試験7月20日(土)
または
7月21日(日)
12月14日(土)
または
12月15日(日)
申込受付期間3月18日(月)~
4月12日(金)
8月19日₍月)~
9月5日(木)
受験料金
(インターネット申込)
※ 初日10時から最終日の17時まで
9,300円9,300円
受験料金
(書面申込)
※ 最終日の消印有効
9,600円9,600円
情報出典:電気技術者試験センター 試験日程等のご案内

申し込み受付期間は、CBT方式・筆記方式・また筆記免除者が技能試験のみ受験する場合に関しても共通です。申し込み忘れにご注意ください。

2023年より、第二種電気工事士・第一種電気工事士試験では、学科試験で筆記試験とCBT方式の試験の選択が可能となりました。

CBT方式の試験は、従来の筆記試験に比べ、試験会場・日程を調整しやすい試験となります。試験スケジュールさえ合えば、CBT方式での受験がおすすめです。

◆ CBT方式試験について詳しく知りたい方は、電気工事士試験のCBT方式とは?メリットや向いていない人の特徴も解説!の記事もぜひご覧ください!

【2024年】第一種電気工事士の試験日程

2024年(令和6年)の第一種電気工事士の試験日程は下表のとおりです。

第一種電気工事士
上期
第一種電気工事士
下期
学科試験
(CBT方式)
2024年4月1日(月)~
5月9日(木)
(39日間)
2024年9月2日(月)~
9月19日(木)
(18日間)
学科試験
(筆記方式)
10月6日(日)
技能試験7月6日(土)11月24日(日)
申込受付期間2月9日(金)~
3月8日(金)
7月29日(月)~
8月15日(木)
受験料金
(インターネット申込)
※ 初日10時から最終日の17時まで
10,900円10,900円
受験料金
(書面申込)
※ 最終日の消印有効
11,300円11,300円
情報出典:電気技術者試験センター 試験日程等のご案内

これまで第一種電気工事士の試験は年1回開催でしたが、2024年より年2回の開催になりました

申し込み受付期間は、CBT方式・筆記方式・また筆記免除者が技能試験のみ受験する場合に関しても共通です。申し込み忘れにご注意ください。

また、第一種電気工事士に関しても二種同様、学科試験で筆記試験とCBT方式の試験の選択が可能です。

上期学科試験に関しては、筆記試験は実施されず、CBT方式のみが実施されます

◆ CBT方式試験について詳しく知りたい方は、電気工事士試験のCBT方式とは?メリットや向いていない人の特徴も解説!の記事もぜひご覧ください!

電気工事士試験の申し込み方法・必要なもの

電気工事士試験の申し込み方法・必要なもの

試験の申込方法や申し込みの際に必要なものについてまとめました。

電気工事士試験の申し込み方法・必要なもの

申し込み受付期間

2024年の第二種電気工事士・第一種電気工事士の申し込み期間は下表の通りです。

第二種電気工事士
上期
第二種電気工事士
下期
第一種電気工事士
上期
第一種電気工事士
下期
受験申込受付期間2024年3月18日(月)~
4月12日(金)
2024年8月19日(月)~
9月5日(水)
2024年2月9日(金)~
3月8日(金)
2024年7月29日(月)~
8月15日(木)

二種・一種ともに年に2回の受験チャンスがあります。

申し込み手順

電気工事士の試験にはネット申請と書面申請の2つの申し込み方法がありますが、2024年より原則インターネット申し込みとなりました。

試験には、個人申し込みと団体申し込みがあります。個人申し込みの場合の手順は、下図の通りです。

電気工事士試験 申し込み手順
画像出典:電気技術者試験センター

インターネットでの申し込みは、電気技術者試験センターのホームページにアクセスし、インターネット受験申込のページからマイページの作成を行ってください。

マイページ作成後は、マイページから受験申込の操作を行い、支払い手続きをすることで申し込み完了となります。

マイページ作成後の詳細な操作については、電気技術者試験センターの受験案内をご覧ください。

申し込みに必要なもの

インターネット申し込みをするにあたって必要なものは、以下の通りです。

申し込み手続きを始める前に、手元に準備しておきましょう。

顔写真の画像は、スマートフォン等で撮影したものでも問題ありません。

使用できる形式は、JPG / JPEG / PNG / GIF / BMPです。

登録された顔写真と試験当日に来場した人の顔が一致していないと判断された場合、受験することができなくなりますので、必ず本人の顔写真を登録して下さい。

また、以下のような画像は不備と判断され、申し込みができない場合があります。注意しましょう。

【不備の実例】集合写真からの切り取り / プリクラ / 画像加工している / 鮮明でない / 画質が荒い画像ボケ / 顔の一部が欠けている・隠れている / 表情が平静でない / 背景が暗い運転免許証やパスポート等を撮影したもの

受験手数料

2024年の第二種電気工事士・第一種電気工事士の受験にかかる料金は表の通りです。

第二種電気工事士第一種電気工事士
受験料金(インターネット申し込み)9,300円10,900円
受験料金(書面申し込み)9,600円11,300円

受験手数料を納付しなければ、試験の申込が完了しないため受験ができません。

申し込み受付期間内に支払いできるよう、お金を準備しておきましょう。

電気工事士試験のよくある質問

電気工事士試験よくある質問

電気工事士試験について、よくある質問をまとめました。

電気工事士試験の合格率は?

第二種電気工事士試験の合格率は、学科試験で60%前後、技能試験で70%前後です

第一種電気工事士の合格率は、学科試験で50%前後、技能試験で60%前後です

詳細なデータは、以下の記事でまとめています。ぜひご覧ください。

電気工事士試験の持ち物は?

学科試験では受験表と筆記用具技能試験では受験表・筆記用具・指定工具の持参が必要です。

以下の記事では、第二種電気工事士の持ち物について写真付きで分かりやすくまとめています。

電気工事士試験の合格発表はいつ?

電気工事士試験の合格発表日は、筆記試験は試験終了の2週間後技能試験は試験終了の1ヶ月後が目安です。

なお、学科試験をCBT方式で受験した場合は、試験終了後すぐに自分の得点がわかります。試験の合格点は60点のため、60点以上得点できていれば正式な発表を待たなくても合格しているかどうか判別できます。

第一種電気工事士の取得には実務経験が必要?

第一種電気工事士の免状取得には3年以上の実務経験が必要です。

試験には実務経験がなくてもチャレンジできますが、その場合、合格しても免状は取得できません。

なお、先に試験に合格しておいて、実務経験を積んだ後に免状申請を行うことも可能です。

2024年の電気工事士試験に向けて

2024年も開催される第一種電気工事士・第二種電気工事士の試験。

2024年からは第一種電気工事士の試験が年2回開催となり、より合格のチャンスが広がりました。

試験に備え、合格をつかみ取ってください。

◆ 関連記事をチェック!

コメント

タイトルとURLをコピーしました