国交省のデジタル教材「建トレ」が進化!熟練電工と新人の目の動き比較動画も

会社づくり

技能の見える化

国土交通省では、建設技能者の技能を無料で学べる研修プログラム「建設技能トレーニングプログラム(略称: 建トレ)」を公開しています。

建トレのウェブサイトでは、電気工事をはじめ建設業の職種ごとにデジタル教材が公開されていますが、今年7月に新たに教材が追加され、モーションキャプチャー等のICTを活用して熟練技能者と若手技能者の技能の見える化を行う教材が無料で利用可能となりました。

目の動きがこんなに違う!熟練電工と新人電工

電気工事士向けに作成された熟練技能者と若手技能者の作業分析動画がこちら。

若手の電工に対し、熟練電工は目の動き・作業の動きともに迷いがないことが良くわかります。

なお、この映像は技能訓練または教育・研修等の際に自由に使うことができ、他にも様々な映像コンテンツが無料で公開されています。

動画コンテンツ一覧は: こちら

書籍型の教材も無料で使用できる

建トレではほかに書籍型の教材も公開されており、技能者のレベルを「初級編」「中級編」「職長編」と分け、それぞれのレベルに沿った教材が作成されています(※電気工事は中級編から)。

電気工(職長編)の一例。

教材内には動画のリンクもあり、動画を見て学ぶことも可能。特に「職長編」の教材は、これから職長になる職人への事前研修に活用しやすい内容となっています。

まだまだ先輩の作業を「見て覚える」文化が根強く、改革を行いたいが自社で研修資料を作るのは難しい…という企業は、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。

無料資料の活用を

自社での研修体制を整えたいと思った時に、資料をゼロから作ろうとすると負担が大きいです。

まずは公的機関が発行している資料をチェックし、活用できそうな部分を活用しつつ、自社に合った研修資料を作り上げていくのがいいでしょう。

映像資料なども取り入れ、進化している「建トレ」。ぜひ一度チェックしてみてください!

□■採用のお悩みを解決したい方は、工事士.comへ■□

◆ 関連記事をチェック!

コメント

タイトルとURLをコピーしました