《展示会レポート》電気工事会社が作った現場管理アプリほか業界に広がるIT化

建設ニュース

工事現場のIT化がテーマの展示会

12月11日、「スマートビルディングEXPO」という展示会に参加してきました。

本展示会はビル設備・IoT・工事のIT化などに関連する企業450社が出展。

編集部は「工事のIT化」をテーマに出展を行う企業様に着目し、お話を伺ってきました。

そこで、お話を伺った中から3社の情報をご紹介します!

◆ 展示会情報

・会期:2019年12月11日~12月13日

・会場:青海展示棟(東京都江東区青海)

・主催:リード エグジビション ジャパン株式会社

・公式サイトは こちら

会場前には業界関係者が多数

展示会で見つけたIT化促進アプリ3選

工事現場のお悩みを解決し、効率よく仕事をするためのアプリをご紹介します!

◆ きんでん共同開発のシステム|照度計連携新機能を今年追加

Bluetoothで照度計とiPadを連携し自動で記録ができる

SPIDERPLUS(スパイダープラス)は、株式会社レゴリス様が開発した工事現場の情報共有システムです。

タブレットを使い、図面の管理や工事写真の記録などを行うことができます。

今年リリースされた新機能として、照度計と連携し測定した値を自動でタブレットに記録し、エクセルへの出力が可能となりました。

この機能を活用することで「照度計で測定した値を手書きで記入、現場終わりにPCで入力…」というような事務作業を減らすことができます!

他にも、電力量の確認・記録コンセント試験結果の記録~報告書の作成などの機能も搭載。株式会社きんでん様が共同開発していることもあり、電気工事に役立つ機能が満載です!

 

◆ 電気工事会社が開発!現場目線で残業削減を目指すアプリ

職人にも馴染みのあるLINEのように簡単に操作ができる

現場管理アプリ「フレマップワークス」を開発したのはなんと電気工事会社。愛知県安城市に本社を構える株式会社安城電機様です。

こちらのアプリでは現場写真の共有、進捗確認のほか現場ごとにグループを作成しての情報共有が可能です。

資料や動画の送付も可能。例えば安全大会の講師が話している様子を動画にして共有すれば遠隔からでも職人が動画を確認できるためムダな移動が減り、拘束時間の削減にもつながります。さらに相手が確認したかどうかを「確認ボタン」を使って把握することができるため「言った/言わない」で揉めるトラブルを解消することもできます。

近々英語版のリリース予定もあるそう。国籍問わず幅広い職人にとって使いやすいアプリとなりそうです!

安城電機様ブースの様子

 

◆ 施工管理の働き方を変えるシェアNO1アプリ

&ANDPAD(アンドパッド)は、株式会社オクト様が開発する施工管理アプリ。

施工管理が従来行っていた職人一人ひとりへの連絡や工程表・図面の共有をクラウドで一元管理ができるほか、工程表・報告書の作成などの事務作業をアプリ内テンプレートを使って簡単に作成することができます。

導入実績が多くあり、社内向けの導入説明会やオンラインサポートなど導入前後のフォロー体制も充実しているため、社内にシステム系の担当者を置くことができない企業様も安心です。

無料トライアルで導入を検討することもできるそうですよ!

オクト様ブースの様子

展示会で業界の動向を知ろう!

展示会の様子

今回は工事現場のIT化促進アプリを中心に展示会場を周りましたが、こういったアプリのほかにも現場で使えるロボットや新しい素材を使用した建材・電材、業界の動向を知ることのできる業界紙の展示など、まさに業界の最新情報が詰まった展示会となっていました。

業界の最新事情を知ることは良い会社運営にもつながります。お近くで気になる展示会があればぜひ参加してみてはいかがでしょうか?

電工魂でも定期的にレポートを作成し、お忙しい方や遠方の方が手軽に最新情報をキャッチできるようお手伝いさせていただきます!

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◆ 業界のトレンドをチェック!

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