条件を明記しないと応募は来ない!ガッカリ求人の特徴7つ

職人採用のコツ

求人で知りたい情報とは?

求職者は、求人を見て応募するまでに想像以上に多くの情報を欲しがります。

求職者が気になる情報を記載していないと、「ちょっと気になるけど…」というところで止まってしまい、応募に踏み切れないことも。

そこで、この記事では最低限、こんな情報が書いていなければガッカリ…という求人の内容についてご紹介します。

自社のことがきちんと伝わる求人を出して、採用の確率を上げましょう!

ガッカリ求人の特徴7つ

求人には記載するべきことが多く、中には企業にとって書きにくかったり説明が難しいこともあるのですが、やはりきちんと説明がないと求職者はガッカリしてしまいます。

自社の求人が、「ガッカリ求人」に当てはまっていないかチェックしてみてください。

なお、求人に詳細な情報を記載しても応募が来ない場合は業界志望の人材が多く集まる電気設備業界専門の求人サイトの利用もおすすめです。

自分の経歴で応募できるのか判断がつかない

必須となる資格と経験については必ず記載しておきましょう。特に何の資格や経験もいらないという場合は「無資格・未経験歓迎!」とはっきり書いておきましょう。そうすることで初めて未経験者は「自分も応募していいんだ」と思うことができます。

月収イメージ/将来の収入イメージがつかない

当然、給与の記載は必須です。月給制の場合は月に貰える金額をそのまま記載し、日給制の場合は平均の勤務日数から月給換算した金額も記載しましょう

日給の場合の記載例:日給10,000円(月給換算230,000円/23.0日勤務)

また、入社して数年後の収入イメージを持ってもらうため「モデル給与」を書くことも非常に効果的です。

あくまでも「モデル給与」なので在籍している社員の実際の年収でなくても構いません。実態に即した金額を記載しておくことで収入イメージを持つことができ、長期的に働くビジョンを持つことができます。

記載するときは「モデル給与」「収入イメージ」というようにあくまでイメージであることを明記しておけばトラブルも防ぐことができます

記載例:入社3年30歳(未経験入社)年収350万円/入社5年35歳(経験者)年収450万円

手当/賞与イメージがつかない

◆ 手当について

手当も給料同様、収入イメージを正確につかむため求職者は気にする項目です。支給する手当はすべて求人に記載し、各手当の金額も記載しておきましょう

記載例:資格手当(第二種電気工事士5,000円、第一種電気工事士10,000円)、住宅手当10,000円、残業手当、休日出勤手当

◆ 賞与について

賞与について求職者が気になるのは、賞与の回数と、支給実績です。

賞与は求職者がかなり注目する項目なので出来る限り詳細を記載したいですが、その年の売り上げや社員によっても違いがでる難しい項目です。求人に書いてしまうと社員の年収が特定されることを心配する方も多いですが、その場合は少しぼかして部署単位での平均額を記載するなど対策をとったうえで少しでもイメージがつかみやすいようにしましょう。

また、「今年の実績を書いて来年賞与が少なくなった時にトラブルになると困る」という不安も耳にします。その場合は「昨年度実績2ヶ月分」というようにあくまで過去の実績であることを明記しておけば安心です。さらに、面接の際に再度「賞与は売り上げによって変動する」と説明を加えておけば、トラブルの可能性を極限まで減らすことができます。

記載例:賞与年1回(能力に応じて10万円~100万円の支給実績あり:部署平均30万円)/賞与年2回(昨年度実績:2か月分)

休みが年間どれくらいなのかわからない

休みは、毎週のお休み状況に加えてできる限り年間の休日数を記載しましょう。

年によってばらつきがあって休日数が断定できない場合は、昨年度の実績を書くとだいたいのお休みイメージを持つことができるのでおススメです。

記載例:土・日・祝休み(年間休日124日) ※ 2020年度実績

残業がどれくらいあるかわからない

残業については、月間の平均残業時間を記載しておきましょう。

季節によって残業時間に変動がある場合は、以下の書き方を参考にしてください。

記載例:残業は、繁忙期(8月・12月)で月30時間。その他の時期は10時間程度です。

会社の年齢構成が気になるのに載っていない

多くの求職者は、自分と年齢の近い社員がいるかどうかを気にします。大まかでもいいので、社員の年齢構成を書いておきましょう。大きな会社の場合は、所属する支店の年齢構成や求職者が所属する部署の年齢構成にするとより働くイメージがわきやすくなります。

記載例:工事部は15名。20代が3人、30~40代が7人、50代以上が5人です。

内定までどれくらいかかるのかわからない

面接から内定までにどれくらいの期間を要するのかを気にする求職者も多いです。すでに離職中の求職者ならなるべく早く働きたいと思っていますし、在職中で現場が忙しいので面接は1回で済むところがいい!と考える人もいます。

面接の回数・内定までにかかるおおよその期間は記載しておきましょう

記載例:応募→面接(1回)→内定の流れです。面接から内定までは1週間程度を想定しています。

トラブルを恐れすぎず情報開示を

条件を明示してしまうとトラブルにつながるかもしれないと思い書くことをやめてしまう企業は多いです。

しかし、情報の不透明な求人は決め手に欠け、なかなか応募も増えません

賞与であればいつの実績なのを明記したうえで、入社前に売り上げや貢献度によって変動することがある旨を説明すればトラブルを防いだうえで情報を伝えることができますし、モデル給与もあくまでイメージであることをきちんと伝えればトラブルになる可能性は低いでしょう。

説明する手間はかかりますが、ここで挙げているのはそれだけ求職者が求めている情報です。

自社で求人を出している場合は、ここに書いてある情報が記載されているかを確認し、漏れている情報は追記するようにしてみてください。

これからホームページなどに求人を出すことを検討している方は、求人を作成する際の参考にしてくださいね!

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