【新常識】会社の欠点をPRすると採用が成功する!?RJP理論とは

【新常識】会社の欠点をPRすると採用が成功する!?RJP理論とは

常識をひっくりかえす採用の新説

すぐに試せて、お金もかからず、いい人材が入る!

すぐ辞めてしまう社員が多かったのに、入社した社員が何年も定着するようになった!

そんな声が挙がる、夢のような採用の新説が注目をあつめています。

しかも驚くことにその説は「会社の欠点や大変なことを伝えるとよい」と、今までの常識とは間逆のことを言っているのです。

他社を出し抜く新常識をここで知っておきましょう。

電気工事会社向けに、この理論を活用した具体的な求人の例文もご紹介しています。

新説「RJP理論」とは

その新説の名前は、RJP(アールジェーピー)理論といいます。

アメリカの産業心理学者が唱える説で、RJPというアルファべットはRealistic Job Previewの略。「リアルな仕事内容を事前に見せておく」という意味があります。

このRJP理論では、会社の良い部分だけでなく入社後大変だと感じるであろうことや覚悟しておいてほしいことを事前に伝えておくことが良い人材の採用に効果的だとしています。

一般的に、求人を出したり面接をする際は会社の良い情報を少しでも多く伝え、求職者に良いイメージを持ってもらう手法をとることが多いです。

しかしこの理論では、良いところばかりを伝える採用方法は求職者と企業のミスマッチにつながり早期離職の原因になるとされており、良いことばかり伝える採用とは真逆の手法です。

RJP理論が生むメリット・デメリット

RJP理論の通りに求人作成や会社説明を行った際に、期待できるメリットやデメリットについてまとめました。

メリット1:応募者の質の向上

会社が公開したリアルな仕事内容を見て「自分は耐えられない!」と思う人は応募してきません。その結果、面接してみたら全然合わなかった…というミスマッチをなくすことが期待できます。

メリット2:コスト削減効果

面接には担当する社員を最低でも1人は配置する必要があり、社員1人分の時間とお給料が割かれることになります。

応募者の質を上げ、採用可能性の高い求職者を事前に選別することで、コストの削減効果が生まれます。

メリット3:人材定着・離職防止

大変なことや覚悟しておくべきことを入社前に知っておくことで、求職者に「こんなはずじゃなかった!」というネガティブなギャップが生まれるのを予防できます

入社前後で会社に対する印象が変わらなければミスマッチが減り、結果として人材が会社に定着し、短期での離職防止が期待できます。

メリット4:会社の信頼度アップ

正直にネガティブな情報を伝えておくことは、求職者からすると「正直な会社で信頼できる」という印象アップにもつながります。ネガティブな側面を隠しても、結局入社後には伝わるので、事前に申告しておくことで誠実な印象を持たれます。

求職者にとっては入社前に覚悟も生まれ、「この会社でがんばってみよう!」という気持ちを引き出すこともできます。

デメリット:応募者が減る

ネガティブな情報を伝えることで、「自分には向いていない、耐えられない」と思ってしまった人は応募すること自体をやめます。

そのため、応募の件数は減ってしまうことが予想されます。

電気工事業・建設業は慢性的に人手不足な会社が多いので、応募者が減ると焦りが生まれることもあるでしょう。

量より質!と思ったら実践

RJP理論によって得られる効果は、自社に合った粒ぞろいの人材を集め、定着した人材に長期的に活躍してもらうこと。

もしも会社の採用方針が「会社にあった人材を厳選して採用したい!」「長く定着して働いてくれる人材を採用したい!」ということなら、RJP理論を実践することでプラスの効果が期待できます。ぜひ実践してみましょう。

「人は選ばないのでとにかく大量に採用したい!」という考えなら、応募の減ってしまうこの手法は実践しないほうがいいでしょう。

【実践編】RJP理論を使った求人のつくりかた

では、ここからは例文を見ながら効果的な求人の作成方法を学んでいきましょう!

大変なことは具体的に書く

「辛いこともあります」「苦労することも多いです」と書くだけではただマイナスになってしまいます。具体的に何が大変なのかがわからなれば、求職者に不安を与えるだけで向いている・向いていないの判断ができません。ご注意ください!

× NG例

当社は空調工事会社です。大変なことも多いので、そこは覚悟して欲しいと思います。

◎ OK例

当社は空調工事会社です。外仕事のため夏は暑く冬は寒いので、夏冬は大変な思いをするかもしれません。 そこは覚悟して欲しいと思います。

良い情報とのバランスを考える

正直に書くとは言っても、求人に大変なことばかりを書いたらそもそも誰も応募してこなくなってしまいます。企業様の方針にもよりますが、良いこと7割~8割、大変なこと2~3割程度をイメージして作成してみてください。

× NG例:大変なことばかりが目立ちすぎる

計装工事は細かい作業が発生するため、繊細な仕事が求められます。

繁忙期は依頼も多いので残業が発生することもありますが、それでもきちんとこなすのがプロの条件。当社の理念に共感してくれる方は誰でも大歓迎

◎ OK例:良い情報の中に、大変な情報もバランス良く入れる

計装工事は 細かい作業が発生するため、繊細な仕事が求められます。

だから当社は全員が一流の技術を身につけられるよう、1対1での指導による手厚い教育体制を設けています。繁忙期は残業が発生することもありますが、やってもらった分はきちんと残業代としてお支払いします。技術屋として、誠実にプロの仕事をする会社です。当社の理念に共感してくれる方は誰でも大歓迎

大変なことに対する見返りの提示

大変なことをこなした先にある、相応の見返りを提示できるとより良い求人になります。

「大変でもこんな見返りがあるなら頑張ろう!」と思ってもらえるような表現を考えてみて下さい。

× NG例:見返りなし

1.公共工事がメインのため3月は繁忙期で休日出勤が発生します。

2.繊細なパーツをあつかうため集中力が必要です。

◎ OK例:見返りあり

1.公共工事がメインのため3月は繁忙期で休日出勤が発生しますが、閑散期は1週間ほど長期休暇の取得が可能です。

2. 繊細なパーツをあつかうため集中力が必要です。 このパーツは世界中のプラントで使われるものなので、身に付く技術は一生モノです。

RJP理論をマスターしてよりよい採用を!

自社に適した選りすぐりの人材を採用し、ミスマッチを防止して人材を定着させることに効果的なRJP理論。

早期離職の多い建設業・電気工事業界でいい人材を採用するため、ぜひともご活用頂ければ幸いです。

この記事が、人材採用の担当者様にとって少しでもお役にたてば嬉しいです!

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