東京都の調査によると、2025年夏季の建設業のボーナス平均額は1,437,829円です。
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2025年 建設業界の賞与(ボーナス)平均支給額

まずは、2025年現在最新の建設業のボーナス支給状況を見ていきましょう。
企業規模別に分けご紹介します。
*本記事の元となるデータは、東京都内の1,000労働組合を対象にした、2025年の夏季一時金に関する調査です。
*データについて:本記事で紹介しているボーナスの平均は、データの集計社数を計算に加えた加重平均額をご紹介しています。
2025年建設業の夏季賞与(ボーナス)は平均144万円
2025年夏季の建設業のボーナス支給額については、以下の通り確定値が発表されています。
社員数 | 支給額(円) | 調査件数 |
299人以下 | 672,043 | 6 |
300~999人 | 1,205,758 | 2 |
1,000人以上 | 1,482,716 | 9 |
全規模平均 | 1,437,829 | 17 |
(参考)全業界・全規模平均 | 862,635 | 378 |
建設業の2025年夏のボーナス支給平均額は、1,437,829円です。
企業規模別では、299人以下の企業で672,043円、300~999人規模で1,205,758円、1,000人以上の規模で1,482,716円です。
参考に、建設業界以外の業界も含めた全業界の2025年夏季ボーナスの平均額は、862,635円です。
建設業界のボーナス額は平均よりも高い
建設業の夏のボーナス平均額は、全業界の平均を上回っています。そのため、建設業は賞与の額が高い業界であると言えます。
しかし、平均額には落とし穴があります。それは、社員1,000人以上の大きな企業が金額を押し上げているという点です。ボーナスのデータを見る際は、自社と同規模のデータを参考にしましょう。
299人以下の中小企業のボーナスは?
建設業のうち、299人以下の中小企業のボーナス平均額は、約67万円です。
平均の144万円とはかなり離れた金額であり、ボーナスの平均額は規模の大きい会社が引き上げていることがわかります。
2025年建設業の夏季賞与(ボーナス)は平均3.12ヶ月分
建設業 | 全業種平均 | |
平均年齢 | 39.3 | 40.9 |
平均賃金 | 460,353 | 339,183 |
平均ボーナス支給額 | 1,437,829 | 862,635 |
【月収換算】ボーナスの支給額(ヶ月) | 3.12 | 2.54 |
2025年夏季データでは、建設業で働く人の平均年齢は39.3歳。平均賃金(月給)は460,353円です。
建設業のボーナス平均額である1,437,829円を平均賃金で割ると、夏のボーナスは平均3.12ヶ月分ということになります。
社員数1,000人以上の会社が平均を押し上げていることは否めませんが、ひとつのデータとしてご参考ください。
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【5年分】建設業の賞与(ボーナス)支給額の推移
過去5年分の建設業のボーナス支給額を会社規模別にまとめました。
299人以下 | 300人~999人 | 1,000人以上 | 全規模平均 | (参考) 全業界・全規模平均 | |
2021年 夏 | 588,686 | 1,055,184 | 1,176,999 | 1,146,098 | 737,278 |
2021年 冬 | 623,755 | 719,922 | 1,038,487 | 1,001,748 | 759,930 |
2022年 夏 | 600,317 | 463,159 | 1,205,424 | 1,149,557 | 763,283 |
2022年 冬 | 606,536 | 756,811 | 986,977 | 969,079 | 779,789 |
2023年 夏 | 549,428 | 716,917 | 1,169,000 | 1,130,887 | 783,997 |
2023年 冬 | 654,893 | 675,795 | 1,166,437 | 1,123,788 | 811,741 |
2024年 夏 | 689,157 | 813,879 | 1,322,023 | 1,283,340 | 835,640 |
2024年冬 | 648,366 | 573,614 | 1,254,209 | 1,202,133 | 866,502 |
2025年夏 | 672,043 | 1,205,758 | 1,482,716 | 1,437,829 | 862,635 |
2025年夏季ボーナスは、300人~999人規模の企業における平均支給額が過去5年間と比べて大きく伸びたのが非常に特徴的です。
賞与(ボーナス)に関する注意点・Q&A

ボーナスに関するよくある疑問や質問をまとめました。
建設業の賞与(ボーナス)支給時期はいつ?
民間企業の場合、夏のボーナスは6月~7月中旬、冬のボーナスは12月に支給されるケースが多いとされています。
これは、建設業に限らず、日本の多くの業界で共通しています。
賞与(ボーナス)支給日を調べるには?
ボーナスには法律による支給日等の規定はないため、企業によって支給日が異なります。
ボーナスの支給日を確認するには、入社時にもらう就業規則を確認する、もしくは会社の人事部や事務系部門に問い合わせる必要があります。
建設業界の賞与(ボーナス)支給条件は?
ボーナスの支給額には、法律によるルールがないため、支給の条件は企業によって異なります。
一般的には、会社の業績と連動して支給額が決定されることが多いです。また、人事評価制度によって、会社への貢献度合いや目標の達成具合などを考慮して支給額を決める企業も多くあります。
建設業で賞与(ボーナス)がない会社は違法?
企業にとってボーナスの支給は義務ではありません。
そのため、たとえボーナスが支給されなくても、その会社は法律違反をしていることにはなりません。
しかし、ボーナスの有無は働く上でのモチベーションに大きく関わります。
ボーナスをしっかりと支給している企業は、求人等で積極的にPRしましょう。採用でお悩みの企業様は、業界に特化した求人サイト、工事士.comへぜひご相談ください。
ボーナスから引かれる税金は?
ボーナスから引かれる税金は、以下の通りです。
・源泉所得税
・社会保険料
・雇用保険料
・厚生年金保険料
ボーナスから天引きされる税金は、所得税、社会保険料、雇用保険料、厚生年金保険料の4つです。
住民税は、ボーナスからは天引きされません。
ボーナスの支給額にもよりますが、およそ2~3割程度が税金として引かれると言われています。
ボーナスが支給されない場合の対応方法は?
ボーナスは、会社に支給が義務付けられているものではありません。
そのため、支給されなかったとしても基本的に請求できるものではありません。
それまでは支給されていたボーナスが支給されなくなったという場合、会社の業績不振や、個人の人事評価が低いことが考えられます。
ボーナスが欲しい場合、業績の良い会社に転職するか、自身の評価を確認し、改善に努めることが必要となります。
みんなのボーナスの使い道は?
「2023年夏のボーナス」使い道ランキングTOP10
1位:貯金・預金 34%
引用:セゾンカード公式サイト みんなのボーナスの使い道は?賢い使い方やお金を増やすコツを紹介!
2位:旅行(宿泊を伴うもの) 8%
3位:食品(ふだん食べるもの) 5.4%
4位:外食(食堂・レストラン、和・洋・中ほか専門店) 5%
5位:財形貯蓄 3.8%
6位:衣服 2.5%
7位:ローンや借入の返済 2.4%
8位:投資信託 2.1%
9位:旅行(日帰り) 2.0%
9位:株式 2.0%
2023年の調査によると、ボーナスの使い道として最も多いのは貯金です。
2位/4位は、旅行/外食で、ボーナスを「頑張って働いたご褒美」として使う方も多いようです。
一方で、ランキング全体からみられる傾向としては、貯蓄や投資、生活必需品に回す堅実な使い方をしている方が多いようです。
まとめ
建設業のボーナス支給額や支給額の推移についてお伝えしました。
ボーナスは、仕事を続けるうえでモチベーションとなる重要な要素です。
平均額を把握し、満足できる待遇に身を置けるよう、継続的に努力していきましょう。
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