身だしなみチェックのすすめ
新年度、気持ち新たに業務に取り組みたいみなさんにひとつ、ご提案があります。
それは、「身だしなみチェックを実施し、新年度を気持ちよく迎えよう!」ということ。
例えば、作業着や安全靴、ヘルメットなど職人さんたちが日々現場で身に着けるものは消耗していきます。
職人さんたちのユニフォームは、会社を表し、職人さんたちの安全を守るとても重要なもの。
新年度を迎える前に、職人さんたちが身に着けているものをチェックしておきましょう。
消耗が激しいものは買い替え、新たな気持ちでスタートを切りたいですね。
身だしなみチェック!~衣類編~
では、まずは衣類編からスタートです!
作業着はここに注目!
職人さんの身に着ける作業着は、社名や会社ロゴが刺しゅうされていることも多く、会社を表すユニフォームといっても過言ではありません。職人さん一人一人のユニフォームをチェックし、必要に応じて洗濯・クリーニングの実施を行い、替えが必要であればまとめて人数分発注してしまいましょう。
◆ こんなところを確認しよう~作業着5項目~
・定期的に洗濯され、清潔感が維持されているか
・社名や名前を表記している場合、きちんと読み取れるか
・サイズは職人さんに合っているか(体型が変わりキツい/緩いが起こっていないか)
・目立つ汚れがないか(作業中についた若干の落ちない汚れはともかく、食事汚れなど清潔感を欠くものはNGです)
・破れや糸のほつれ、ボタンのちぎれが起こっていないか
作業靴も忘れずにチェック!
現場で使う作業靴も、新年度とともにきれいにしておきたいものです。足元だからといって誰も見ないと油断しがちですが、実は人の目につきやすい靴。ピカピカのきれいな靴で新年度を迎えると、気持ちもスッキリしますよ。
◆ こんなところを確認しよう~作業靴3項目~
・定期的にクリーニングし、目立った汚れがないか
・破損はないか(特にかかとやつま先部分は消耗が激しいため要チェックです)
・裏側が消耗し、滑りやすくなっていないか
命を守る保護帽の点検
保護帽(ヘルメット)を着用する工事の場合、保護帽の点検は最重要項目です。
職人さんの安全を守るため、きちんと点検を行いましょう。
◆ こんなところを確認しよう~保護帽6項目~
・欠損、ひび割れ、変形がないか
・汚れや擦り傷が目立っていないか
・帽子と装着体の取り付け部分に破損はないか
・あごひもにほつれや破損はないか
・保護帽内部のヘッドバンド、ハンモック、還ひもなどに破損や劣化、汚れはないか
・耐用年数を過ぎたものを使用していないか
※ 絶縁保護帽は、6ヶ月毎に耐電圧性能の定期検査を行うことが安全衛生規則で決まっています。定期検査が規定通り行われていたか、この期に再確認しておくのもいいでしょう。
そのほか点検しておきたいもの
◆ 絶縁手袋
電気工事士たちの命綱となる絶縁手袋は、少しでも不安要素があれば、ためらわずに新しいものを準備しておきたいところです。
◆ 電動工具
充電してつかう工具の場合はバッテリーの液漏れがないか、コード式の場合は 被膜の剥がれはないかなど、安全に使えるかこの機会に確認しておきましょう。
◆ その他工具
金属部分のサビや変形、刃こぼれがないかなど、工具の点検もまとめて行っておくといいでしょう。買い替える場合、一度に行った方が手間も送料も安く抑えることができますよ。
今年度もご安全に
普段は見すごしてしまいがちな職人さんの身だしなみ。この機会に総点検しておくと安全を守ることはもちろん会社のイメージアップにもつながります。
身の回りをきれいに整えて、今年度もご安全に!
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