増加する「〇〇ハラスメント」あなたの会社は大丈夫?

増加する「〇〇ハラスメント」あなたの会社は大丈夫?

増加する〇〇ハラスメント

「セクハラ」という言葉は、ほぼすべての方が意味を知っているのではないでしょうか。「パワハラ」も、最近ではその意味が浸透してきています。

〇〇ハラスメントという言葉はどんどん増殖しています。

試しに「ハラスメント 種類」で調べてみると、その種類は50個、60個あるという説もあり、挙げればキリがない状態です。

そこで電工魂では需要な意味を持つ言葉に絞り、2020年、これだけは覚えておいていただきたいハラスメントや、電気工事業界・建設業界で特に注意が必要なハラスメントをまとめました。

これは常識?セクハラ・パワハラ

ではまず、多くの方に浸透しているであろうハラスメントのご紹介から。

◆ セクシャルハラスメント(セクハラ)

職場での性的な言動によって、被害者が職場環境を不快に思い労働に悪影響を及ぼすこと。また性的な言動を拒否したことで解雇、降格、減給などの不利益を受けること。

◆ パワーハラスメント(パワハラ)

職場での地位や人間関係の優位性を背景に、指導・教育などの適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える行為のこと。

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セクハラ、パワハラは近年ニュースでも多く取り上げられ、意味も浸透してきているかと思います。

電気工事業界・建設業界で特に気をつけなければいけないのは「パワハラ」です。まだまだ上下関係の厳しい社風が根付いている会社が多く、行き過ぎた指導がパワハラ認定を受けることもあります。

※ パワハラについてもっと詳しく知りたい方は以下の記事もご参考ください

こんなのもあるの?最新の「〇〇ハラスメント」

近年取り上げられている〇〇ハラスメントにはどんなものがあるのでしょうか?話題性が強いものと、特にこの業界で注意が必要なものに分けてご紹介していきます。

近年話題のハラスメント(マタハラ/パタハラ)

◆ マタニティハラスメント(マタハラ)

妊婦の労働を妨げる肉体的・精神的なハラスメント行為のことを指します。女性社員の妊娠を理由に解雇や減給などを行ったり「あなたのせいで仕事が増える」などの嫌味を言うことなどが具体例として挙げられます。2014年には流行語大賞の候補にも挙がりました。

《御社ではココに注意!》

事務員さん数名で回している仕事があったとします。1人が産休・育休に入ると他の事務員さんの負担が増えてしまいます。今までの仕事をそのまま残っている人に振り分けると、不公平感を抱き、マタハラにつながりやすくなります。

◆ パタニティハラスメント(パタハラ)

男性社員が育児休暇など子育てに関連する制度を利用しようとした際に、降格・減給などの嫌がらせをしたり、制度の利用自体を拒否する行為です。

近年では大企業の社員がパタハラを受けたとして裁判を起こすニュースも大きく取り上げられました。

《御社ではココに注意!》

「育児休暇は女性がとるもの」という認識を持ったままだとパタハラは起こってしまいます。女性の社会進出により、「男性も育児に参加すべきだ」という認識は高まっています。自社で育児休暇を申請する男性社員が出てくるのはそう遠くない未来と思い、会社の体制を見直してみましょう。

電気工事業界・建設業界で特に注意すべきハラスメント

◆ ジェンダーハラスメント(ジェンハラ)

性別によって差別をするハラスメント行為です。「男だから」「女だから」という理由だけで仕事を押し付けたり、また希望の仕事をするチャンスを奪うことなどが挙げられます。

ちなみに、同性愛者に対する差別については「ソジハラ(ソジハラスメント)」という別の言葉があります。

《御社ではココに注意!》

技術職希望で入ってきた女性を「事務員が足りないから、女性だし事務やってよ!」と、性別を理由に本人の希望していない仕事に回したり、男性だからという理由だけで本人の希望しない業務を行わせると、それは「ジェンハラ」と指摘されてしまうかもしれません。きちんと、当事者の意思を尊重しましょう。

◆アルコールハラスメント(アルハラ)

名前の通り、アルコールを用いたハラスメント行為です。特に立場の強い者が、弱い立場の人間に対してお酒を強要する行為のことを指します。

《御社ではココに注意!》

飲み会の際、お酒の強要はやめましょう。特に新人さんが入った際は歓迎会を開くこともあるかと思いますが、その人がどの程度飲めるかを把握し、無理をさせないように気にかけてあげてください。

◆ スモークハラスメント(スモハラ)

簡単に言えば「アルハラ」のタバコ版です。タバコを吸うことを強制したり、タバコの煙を吸いたくない人が煙を吸ってしまう状況下に置かれてしまうことを指します。

《御社ではココに注意!》

喫煙ルールは年々厳しくなっており、2020年4月には会社事務所などで屋内での喫煙が法律で禁止されます

喫煙者が多い会社だからと言って、屋内で喫煙をするのはやめましょう。

※ 喫煙に関するルールはどんどん変わっています。まだルールがあやふやな方はぜひこちらの記事で確認してください!

《おまけ》こんなことまで〇〇ハラになるの!?

〇〇ハラは増え続け、「こんな言葉まであるの!?」というようなハラスメントも存在します。どんな意味を持つのか想像しながら、参考程度にご確認ください。

◆ エアハラ

エアハラとは、「エアコンハラスメント」を指します。夏に冷房を効かせすぎたり、また冬に事務所を温めすぎたりすると、不快に思う社員も出てきますので気を付けましょう。

◆ フォトハラ

フォトハラは、そのまま「フォト(写真)ハラスメント」という意味です。

写真が苦手な人に写真に写ることを強制する行為を指します。

◆ カラハラ

こちらは想像がつきやすいかもしれませんが、「カラオケハラスメント」という意味です。

カラオケが苦手な人に、無理やり歌わせる行為のことを指します。

◆ マリハラ

マリハラは、「マリッジ(結婚)ハラスメント」という意味です。

独身社員に「まだ結婚しないの!?」などと聞いたりすることを指します。

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これら4つの行為は「一緒に働く人を尊重する」という社会人として基本的な気持ちを持てば起こることはありません。「当然、カラオケでは歌うものだ!」「当然、結婚はするものだ!」などの決めつけをやめ、目の前の人を一人の人間として尊重しましょう

ハラスメントを起こさないために

「ハラスメント」という言葉がこんなにも大量に発生した背景には、今まで上下関係を利用した嫌がらせが多くの会社で常態化していたことが原因でしょう。

社員1人ひとりの個性・価値観を尊重し、性別・年齢関係なく全ての人が働きやすい会社をつくっていきましょう。

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