電気工事士ってこんなに大変なの!?新人が語る7つの苦労話

会社づくり

電気工事士になりたての新人は「大変」の連続

仕事を始めた当時「こんなことが大変だった」「こんなことに驚いた」という思い出はありますか?

今回は、新人電気工事士さんたちが「電気工事って大変!」と思った体験談を7つ集めてきました。

電気工事士に興味のある方からベテランの現役電気工事士さんまで、新人の電気工事士になった気持ちで読んで頂ければと思います!

新人電気工事士たちが大変と感じたこと体験談

さっそく、新人電気工事士たちがリアルに大変だと感じたエピソードを紹介していきます!

大変なこと体験談①:電気工事士って穴を掘るの!?

僕はパソコンなどの機械いじりが好きで、なんとなく好きなことに近いかな?と思って電気工事士の道を選びました。当時は電気工事士の仕事って、ドライバーとかを使ってエアコンやコンセントをいじる作業を想像してたんですよね。そしたら初めて行った現場で「●●くん、ちょっとそこスコップで掘っといて!」って言われたんですよ。そこは平屋の施設で、空調の線が地中に埋まってたんですよね。それが10台くらいあったから全部穴掘りが必要で。先輩と一緒にやったんですけど、あんまり力が無いので「大変だなあ~!」って思いながら掘りました。電気をあつかう以外にもいろんな作業がありますよね。入社するまでは知らなかったのでビックリでした。(千葉県・10代)

大変なこと体験談②:絶対に作業車が渋滞する道

学校の勧めで電気工事会社に就職したら、自分以外全員おじさんだったんです(笑)今は19歳なんですけど、他の先輩は若くても40歳とかで…。で、素人の自分が役に立つことって作業車の運転くらいなんですよね。取ったばっかりの免許で先輩を乗せて現場に行ってるんですけど、やっぱ朝は眠いんですよ。しかも国道で朝かならず渋滞するところがあるのでそこがいつもしんどいです。毎日、眠気との闘いですね。先輩はイビキかいて寝てるし…。どんな仕事でも新人って大変ですよ。早く偉くなりて~って思いながら運転してます。(東京都・10代)

大変なこと体験談③:電気工事士の資格の勉強が大変

もともと勉強ができなくて、体を動かすのは好きだし就職は建設業にしようと思って電気工事士になりました。電気の道を選んだのには特に理由はなくて、「大工は先輩が怖そうだし…」くらいの考えだったんですけど、入ってみたら電気工事士って覚えることがいっぱいあるんです!!こんな勉強するなんて聞いてないよ!って思ってます(笑)ウチの会社では「第二種電気工事士の資格をとらなきゃ使い物になんない」って言われて勉強したんですけど、掛け算も怪しいくらいの頭なので今年は筆記試験に落ちちゃって…。会社にお金出してもらってるんでプレッシャーもすごいんですよ。2度目はないぞって圧を感じますね(笑)大変だけど、でも先輩は優しいので、早く役に立てるように頑張ります!!(東京都・20代)

大変なこと体験談④:電気工事はルールが多い(安全編)

電気工事士に限らず建設業全般にも言えることですが、守らなくちゃいけないルールが多いのが大変だなって思います。例えば暑くてもヘルメットをかぶるとか、ちょっと脚立をつかうにも誰かにおさえてもらわないといけないから人を呼びに行ったりとか…。研修で安全に対する心構えは教えてもらってて、事故の話とかも聞いてるので大切なことだっていうのはもちろんわかってます。でも、電気工事士になる前はこんなにルールが多いなんて知らなかったので、大変だなと感じます。(神奈川県・30代)

大変なこと体験談⑤:電気工事はルールが多い(お客さん編)

お客さんが入っている建物は自由に入れない場所があって工事をするのが大変だなって感じてます。例えばこの前仕事で行った老人ホームでは、朝ごはん、昼ごはん、夕ご飯と厨房の作業が多いから、厨房の電気工事は14時から16時の2時間以外はできないんですよね。お風呂場も午前で終わらせないといけないし、夕方以降は入居者さんのお部屋に入れないって決まってます。今は先輩の指示通りに動いているからいいですけど、上に立つようになったら工事の段取りも考えないといけないじゃないですか。結構頭を使う仕事だなって実感してます。(千葉県・10代)

大変なこと体験談⑥:夏場の電気工事は汗だく!

新人じゃなくてもみんな言うと思うんですけど、夏の暑さの中働くのが一番大変だと感じました。僕は家電屋さんから仕事を請け負っているので夏場は基本エアコン修理や取り付けで稼いでいるんですけど、エアコンの動いていない部屋に行くと暑いじゃないですか。作業は気合いで乗り切れますが、地味に気をつかうのが「人さまの部屋に汗をたらすわけにいかない」っていうところです。僕は結構汗っかきなので…。汗をかいてきて手が離せない時めちゃくちゃ焦ります。特にお客さんが見てるときは緊張感がすごい(笑)(東京都・20代)

大変なこと体験談⑦:天気には逆らえない

会社にもよりますが、僕の会社の場合は休みがたまにズレるのが大変だなって思ってます。入社して1週間も経ってないころ、夕立が降ってきて「今日はあがるぞ」って先輩が言って、それが週に2回もあって「ラッキー!最高の仕事だ!」って思ってたら、「○○くん、工期に遅れが出てるから土曜も出てね」って言われて…。僕、その時の土曜は友達と久しぶりに遊ぶ予定だったんですよね。今は慣れましたけど、当時はめちゃくちゃショックだったのでその時の衝撃はわすれられません(東京都・20代)

大変なことを乗り越えて、みんな一人前の電気工事士になる

新人電気工事士さんの、新人ならではの大変だと感じたエピソードをお伝えしました。

思った以上に覚えることや守るべきルールが多かったり、気候や現場の環境、工期などさまざまな要因で思うように工事が進まなくなると大変だと感じる方が多いかもしれません。

いろんなことに驚きながら、一人前の電気工事士を目指していきましょう。

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