土木施工管理技士の取得難易度|合格率や勉強のコツを1級・2級それぞれ解説

2級土木工事施工管理技士の合格率は40~70%、1級土木工事施工管理技士の合格率は35~60%であり、やや難易度の高い資格です。

【2級土木施工管理技士 合格率】

【1級土木施工管理技士 合格率】

この記事では、土木施工管理技士の資格取得に興味がある方向けに、

・資格取得のメリット

・資格の取得難易度

・合格のコツ などを解説します。

土木施工管理技士の資格は、土木工事業界で活躍したい人にとっては取得するメリットの大きい資格です。本記事を参考に、資格についての理解を深めましょう。

土木施工管理技士とは?資格の基礎知識

土木施工管理技士という資格の概要と、試験制度についてまとめました。

土木施工管理技士とは

土木施工管理技士は、建築や電気、管工事など複数ある施工管理技士の国家資格のうちの1つで、土木工事分野の施工管理を行う上で役に立つ資格です。

2級土木施工管理技士と1級土木施工管理技士の2種類があり、1級のほうが監督できる工事の範囲が広いため、より上位の資格と考えることができます。

【級別】土木施工管理技士の役割・資格取得のメリット

画像出典:国土交通省 工事現場に配置する技術者とは

土木施工管理技士の資格を取得するメリットは、法律で現場に配置することを定められている「主任技術者」や「監理技術者」として認められるという点にあります。

2級土木施工管理技士取得のメリット

2級土木施工管理技士の取得者は、現場の「主任技術者」になることができます。

建設業者は、施⼯の技術管理をする主任技術者を、工事現場ごとに必ず設置しなければならないと法律で定められています。請負⾦額の⼤⼩や元請・下請に関わらず、すべての現場で主任技術者は必要となるため、その要件を満たす2級土木施工管理技士の資格保有者は現場で必要不可欠な存在です。

1級土木施工管理技士取得のメリット

1級土木施工管理技士の取得者は、「主任技術者」の役割ができることに加え「監理技術者」としても活躍できます。

監理技術者とは、元請け工事を行う特定建設業者が4,500万円(建築⼀式⼯事の場合7,000万円)以上を下請契約して施⼯する場合、主任技術者に代えて設置しなければならない監理者です。つまり、1級取得者は2級取得者では扱うことのできない大規模な元請け工事の現場にも対応することができます。

土木施工管理技士の3種別と役割

工事種別主な工事内容(役割)
土木河川工事、道路工事、海岸工事、砂防工事、ダム工事、港湾工事、鉄道工事、
空港工事、発電・送変電工事、通信・電気土木工事、上水道工事、下水道工事、
土地造成工事、農業土木工事、森林土木工事、公園工事、地下構造物工事、
橋梁工事、トンネル工事、土木構造物解体工事、建築工事(ビル・マンション等)、
個人宅地工事、浄化槽工事、機械等設置工事(コンクリート基礎)、
鉄管・鉄骨製作、上記に分類できないその他の土木工事
鋼構造物塗装鋼橋塗装工事、鉄塔塗装工事、樋門扉・水門扉塗装工事、歩道橋塗装工事
薬液注入トンネル掘削の止水・固結工事、シールドトンネル発進部・到達部地盤防護工事、
立坑底盤部遮水盤造成工事、推進管周囲地盤補強工事、鋼矢板周囲地盤補強工事
※建築工事、個人宅地内の工事は除く
※ 情報出典:一般社団法人全国建設研修センター 土木施工管理技術検定 受検の手引(2級第二次検定)「①受検種別「土木」に該当する工事種別・工事内容」を参考に弊社作成

土木施工管理技士は、受験種別が「土木」、「鋼構造物塗装」、「薬液注入」の3つに分かれています。各種別に該当する工事は上図の通りです。

試験の申込時には、受験したい分野を選択して申し込みます。試験問題も、申し込み種別ごとに異なります。

試験制度の概要

開催回数一次検定
試験形式
一次検定
試験時間
一次検定
科目
二次検定
試験形式
二次検定
試験時間
二次検定
科目
2級土木施工管理技士一次検定年2回
二次検定年1回
マークシート形式
4択
2時間10分土木工学等/施工管理法/法規記述形式2時間施工管理法(全種別共通)/鋼構造物塗装/薬液注入
※鋼構造物塗装/薬液注入は種別選択者のみ
1級土木施工管理技士年1回マークシート形式
4択
午前2時間30分
+
午後2時間
土木工学等/施工管理法/法規記述方式2時間45分   施工管理法
※ 情報出典:一般社団法人全国建設研修センター 土木施工管理技術検定 受験の手引きを参考に弊社作成

土木施工管理技士の試験は、一次検定・二次検定の2つの試験に合格することで資格取得となります。

一次検定は、4択のマークシート形式で出題されます。二次検定は、記述形式の試験です(1級・2級共通)。

2級土木施工管理技士試験は土木種別のみ年2回実施、他は年1回

試験は、2級土木施工管理技士試験の土木種別のみ前期・後期の年2回開催されます。

2級土木施工管理技士のうち鋼構造物塗装種別、薬液注入種別は年に1回の開催です。また1級土木施工管理技士の試験も年に1回のみの開催です。

2級土木施工管理技士(土木種別)の前期日程では、一次検定のみ受験が可能です。後期日程では、「一次検定のみ受験」、「一次・二次検定両方受験」、「二次検定のみ受験」の3つの受験方法を選ぶことができます。

受験資格

【2級土木施工管理技士】

一次検定二次検定(2024年改正の新受験資格)
2級土木施工管理技士試験実施年度に
満17歳以上となる者 *
以下の①~④いずれかの条件を満たす者
①2級土木施工管理技術検定の第一次検定合格後、実務経験3年以上
②1級土木施工管理技術検定の第一次検定合格後、実務経験1年以上
③技術士第二次試験合格後、実務経験1年以上(土木施工管理技術検定のみ)
④電気通信主任技術者資格者証の交付を受けた者、または電気通信主任技術者試験合格後、実務経験1年以上
※ 情報出典:一般社団法人全国建設研修センター 土木施工管理技術検定 「受験資格」を参考に弊社作成

2級土木施工管理技士は、一次検定の受験に関しては年齢以外の制限はありません。満17歳以上であれば経験等は問われず誰でも受験が可能です。

二次検定になると、受験するには実務経験が必要となります。技術士や電気通信主任技術者の試験に合格していない限り、多くの人は表①の経験を積むことになります。

2級土木施工管理技士の資格を取得するのにもっともオーソドックスなステップは下記の通りとなります。

一次検定を受験→実務経験を3年以上積む→二次検定を受験→資格取得!

資格を取得するまでに3年以上の時間がかかるということをしっかり把握しておきましょう。

【1級土木施工管理技士】

一次検定二次検定(2024年改正の新受験資格)
1級土木施工管理技士試験実施年度に
満19歳以上となる者 *
【区分1】1級第一次検定合格者
①1級土木第一次検定合格後、実務経験5年以上
②1級土木第一次検定合格後、特定実務経験 (※1) 1年以上を含む実務経験3年以上
③1級土木第一次検定合格後、監理技術者補佐 (※2) としての実務経験1年以上
【区分2】1級第一次検定、および2級第二次検定合格者
①2級土木第二次検定合格後、実務経験5年以上
②2級土木第二次検定合格後、特定実務経験 (※1) 1年以上を含む実務経験3年以上
【区分3】技術士試験合格者(土木施工管理技術検定のみ)
①技術士試験合格後、実務経験5年以上
②技術士試験合格後、特定実務経験 (※1) 1年以上を含む実務経験3年以上
※ 情報出典:一般社団法人全国建設研修センター 土木施工管理技術検定 「受験資格」を参考に弊社作成
(※1)特定実務経験とは、通常の実務経験の要件に加えて,建設業法の適用を受ける請負金額 4,500 万円(建築一式工事は 7,000 万円)以上の建設工事において、監理技術者または主任技術者(当該業種の監理技術者資格者証を有する者に限る)の指導の下又は自ら監理技術者
若しくは主任技術者として施工管理を行った経験をいいます。
(※2)監理技術者補佐としての実務経験は、対象となる業種の主任技術者資格を有する者が、1 級第一次検定に合格後、特例監理技術者(2つの現場を兼務している監理技術者)のもとで1つの現場に専任配置された工事に関するものに限ります。単なる監理技術者の補助等は認められません。

1級土木施工管理技士も、一次検定の受験に関しては年齢以外の制限はありません。満19歳以上であれば経験は問われず誰でも受験可能です。

二次検定になると、受験するには実務経験が必要となります。実務経験の必要年数は工事によって異なりますが、資格を取得するまでに1年~5年以上の実務経験が必要となります。

※ 過去に一次検定を受けて合格済みの方など特定の経歴を持つ方は、旧受験資格でも受験が可能です。旧受験資格については公式サイトをご確認ください。

合格基準

一次検定二次検定
2級土木施工管理技士60%以上60%以上
1級土木施工管理技士全体:60%以上
施工管理法(応用能力):60%以上
60%以上
※ 情報出典:一般社団法人全国建設研修センター 技術検定 「令和6年度技術検定の合格基準について」を参考に弊社作成

土木施工管理技士の合格基準は一次検定・二次検定ともに「満点に対する得点の比率が60%以上」です(2級・1級共通)。

しかしながら、公式サイトに「試験の実施状況等を踏まえ、変更する可能性がある」との記載もあるため、合格基準が前後する可能性もあることは考慮しておきましょう。

【級別】合格率推移・1級と2級の難易度比較

土木施工管理技士の資格取得難易度について解説します。過去の試験の合格率推移から試験状況を知りましょう。

土木施工管理技士の難易度は?

級別の難易度と合格率

【2級土木施工管理技士】

2級土木施工管理技士の平均合格率は、一次検定で67.1%、二次検定で40.4%です。

一次検定は合格率が高めですが、二次検定は合格率が50%以下であり、やや難易度の高い試験です。

1級土木工事施工管理技士の平均合格率は、一次検定で57.5%、二次検定で35.4%です。

特に二次検定の合格率が低く、ストレートで合格するには難易度の高い試験であると言えます。

1級と2級の難易度比較

1級は2級よりも合格率が低く、より専門的な知識が必要となります。さらに、二次検定の受験に必要な実務経験が1年~5年と長い期間を要するため、資格取得難易度は1級のほうが高いと言えるでしょう。

1級土木施工管理技士の資格取得を目標にする場合、まずは2級の合格を途中目標にし、実務経験を積みながら1級合格への道をコツコツと進めていくことをおすすめします。

土木施工管理技士に合格するためのコツ

土木施工管理技士の資格取得を目指す方向けに勉強方法をまとめました。

合格するための勉強方法

土木施工管理技士の資格取得に向けたおすすめの勉強方法は「資格テキスト+過去問演習」です。

基本的な勉強プロセス:テキストで勉強→過去問演習→つまずいた問題をテキストで復習

資格のテキストには、問題の考え方や解説が載っています。まずはテキストで勉強し、各問題への理解を深めましょう。一通りテキストが理解出来たと思ったら、ひたすら過去問を解いていきます。過去問を解いている途中でつまずいたら、テキストの解説に戻り復習しましょう。

試験が近くなったら合格ライン60%を意識!

試験が近くなったら、過去問を試験時間内に全て解けるかと合格ラインである60%を超えているかを意識しましょう。何年分かの過去問で、安定して合格率が60%を超えるようになれば、合格は目の前です。

まずは一次試験に集中!

試験のテキストは、一次検定用と二次検定用で分かれているものも多いです。二次検定が受験できるようになるのは実務経験を積んだ後なので、特に建設業界に入職したての人であればいきなり二次検定まで対策する必要はありません。まずは一次検定用のテキストのみ購入すればいいでしょう。

勉強スケジュールの立て方

土木施工管理技士合格に必要な勉強時間について調べると、かなり個人差があることがわかります。

・2級土木施工管理技士:50時間~200時間

・1級土木施工管理技士:100時間~300時間

※ 一次試験・二次試験それぞれにかかる時間

必要な勉強時間は、個々人の能力や出身学科等によって必要時間にばらつきがありますが、1日1時間勉強すると仮定した場合、2級なら試験の2ヶ月~7ヶ月前、1級では4ヶ月~10ヶ月くらい前から勉強をスタートする必要があります。

試験勉強中には思わぬ苦手分野でつまずいたり、学業や仕事が忙しく勉強時間が取れなくなることも想定されます。勉強は余裕を持ち、計画的に進めましょう。

受験に失敗しないためのポイント

土木施工管理技士の受験に失敗しないためのポイントは、大きく分けて2つあります。

① 勉強時間から逆算して試験の受験年度を決める

例年、一次検定の申し込みから試験当日までの期間は2~4ヶ月程です。前の項目でもご紹介していますが、試験合格には2級で50時間~200時間、1級では100時間~300時間ほどの勉強時間を確保する必要があると言われています。つまり、その年度の試験に申し込んでから勉強を開始した場合、十分な勉強時間が確保できない可能性があります。

試験に落ちてしまったとしても、雰囲気をつかんでまた来年にチャレンジすればいいという考え方もありますが、受験料がもったいないという方や絶対にストレート合格をしたいという方は申し込みを翌年にずらすことを検討してもいいでしょう。

② 試験までのモチベーション維持の方法を考える

土木施工管理技士は覚える知識が多いため、毎日コツコツと勉強を続けることが求められます。

職場やSNS上で土木施工管理技士の受験仲間を見つけたり、同じく何か資格取得に向けて頑張っている友人の話を聞いてみるなど、モチベーションを維持できる方法を見つけることも受験に失敗しないためのポイントです。

【体験談】土木施工管理技士に受かった人の声

土木施工管理技士に受かった人の声を集め、受験勉強やモチベーション維持に生かせるポイントをまとめました。これから受験を考えている人は、ぜひ先輩の声を参考にしてみてください。

2級土木施工管理技士 合格体験者の声

・一次試験は50時間の勉強で突破!4択だからなんとかなった。

・夜は勉強できないから朝勉強して合格。努力が形になってうれしい!

・試験間近になったら過去問ドットコムを使ってひたすら過去問を解いた!

・3年前に一度落ちたけど再チャレンジで合格。昔より簡単になったような気がした。

1級土木施工管理技士 合格体験者の声

・二次検定の勉強時間は200時間。一次検定から5年越しの受験。資格取得まで長かった…。

・1日1時間、5か月前から勉強を始めてなんとか合格。

・1ヶ月死ぬ気で勉強したら受かった!

・念願の1級資格を取得。来年から資格手当がつくらしいので楽しみ!

※ 合格体験談はSNSの投稿から要点を抜粋し作成しています。

【2024年版】受験申し込みから試験日当日までの流れ

【2級土木工事施工管理技士】

受検申請区分申請受付期間試験日合格発表
前期一次のみ (※)
(土木種別のみ実施)
3月6日(水)~
3月29日(金)まで
6月2日(日)7月2日(火)
後期一次のみ
一次・二次同時
二次のみ
ネット・書面申請ともに
7月3日(水)~
7月17日(水)まで
10月27日(日)第一次検定
12月4日(水)
第二次検定
2025年
2月5日(水)
※ 情報出典:一般社団法人全国建設研修センター 技術検定 「試験日及び合格発表日」を参考に弊社作成
※前期日程において、第二次検定の実施はありません。また前期日程では鋼構造物塗装、薬液注入種別の試験は実施されません。

【1級土木工事施工管理技士】

申請受付期間試験日合格発表
第一次検定ネット・書面申請ともに
3月22日(金)~
4月5日(金)
7月7日(日)8月15日(木)
第二次検定同上 (※2)10月6日(日)2025年1月10日(金)
※ 情報出典:一般社団法人全国建設研修センター 技術検定 「試験日及び合格発表日」を参考に弊社作成
※ 2 第一次検定の合格を確認してから、同年の第二次検定へ受検申請をすることはできません。

2024年の土木施工管理技士申し込みスケジュールは表の通りです。

試験の申し込みから試験日までは2~4ヶ月の期間しかありませんので、受験を決めたその年の最短日程で申し込むのか、次のタイミングで申し込むのかは確保できる勉強時間から逆算して考えましょう。

試験の申し込み手順や受験にかかる料金が知りたい方は以下の記事もご覧ください!

試験会場

2級土木工事施工管理技士
一次検定
(前期-土木)札幌、仙台、東京、新潟、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、那覇の10地区
(後期-土木)札幌、釧路、青森、仙台、秋田、東京、新潟、富山、静岡、名古屋、大阪、松江、岡山、広島、高松、高知、福岡、熊本、鹿児島、那覇の20地区
(後期-鋼構造物塗装、薬液注入)札幌、東京、大阪、福岡の4地区
2級土木工事施工管理技士
二次検定
(土木)札幌、釧路、青森、仙台、秋田、東京、新潟、富山、静岡、名古屋、大阪、松江、岡山、広島、高松、高知、福岡、鹿児島、那覇の19地区
(鋼構造物塗装、薬液注入)札幌、東京、大阪、福岡の4地区
1級土木工事施工管理技士
一次検定
札幌、釧路、青森、仙台、東京、新潟、名古屋、大阪、岡山、広島、高松、福岡、鹿児島、那覇の14地区
1級土木工事施工管理技士
二次検定
札幌、釧路、青森、仙台、東京、新潟、名古屋、大阪、岡山、広島、高松、福岡、那覇の13地区

試験会場一覧は上図の通りです。

特に鋼構造物塗装、薬液注入種別は試験会場が少ないので注意が必要です。

試験会場から遠い地域に住んでいる方は、公共交通機関での移動時間や前日の宿泊等も検討する必要があります。

資格の活用方法

土木施工管理技士の資格取得後に期待できるキャリアや評価についてまとめました。資格取得が自身の望む成長につながるか、確認しておきましょう。

資格取得後に期待できるキャリア

土木施工管理技士の資格取得後のキャリアとして期待できることは、主任技術者や監理技術者(1級のみ)のポジションで活躍できることです。

主任技術者、監理技術者が行う仕事の例は、表の通りです。

元請の主任技術者及び監理技術者下請の主任技術者
役割請け負った建設工事全体の統括的施工管理請け負った範囲の建設工事の施工管理
施工計画の
作成
・請け負った建設工事全体の施工計画書
等の作成
・下請の作成した施工要領書等の確認
・設計変更等に応じた施工計画書等の修
正
・元請が作成した施工計画書等に基づき、
請け負った範囲の建設工事に関する施工
要領書等の作成
・元請等からの指示に応じた施工要領書等
の修正
工程管理・請け負った建設工事全体の進捗確認
・下請間の工程調整
・工程会議等の開催、参加、巡回
・請け負った範囲の建設工事の進捗確認
・工程会議等への参加
品質管理・請け負った建設工事全体に関する下請
からの施工報告の確認、必要に応じた立
ち会い確認、事後確認等の実地の確認
・請け負った範囲の建設工事に関する立ち
会い確認(原則)
・元請(上位下請)への施工報告
技術的指導・請け負った建設工事全体における主任
技術者の配置等法令遵守や職務遂行の確
認
・現場作業に係る実地の総括的技術指導
・請け負った範囲の建設工事に関する作業
員の配置等法令遵守の確認
・現場作業に係る実地の技術指導
情報出典:国土交通省 工事現場に配置する技術者とは

土木工事の施工計画の作成や工程管理、品質管理、また施工従事者への技術上の指導監督など、いわゆる施工管理の仕事に、現場の代表として従事できるのが土木工事施工管理技士の資格を保有している人です。

主任技術者から始め、ゆくゆくは1級を取得し監理技術者としてのキャリアを積んでいけば、地域の重要なインフラを支える大型の土木工事をとりまとめることも可能です。

資格取得で給与・評価はどう変わる?

資格取得者に毎月手当を支給する「資格手当」の制度を設けている会社であれば、資格の取得後から所得のアップが見込めます。施工管理技士の資格手当額は会社によってまちまちですが、3,000円~30,000円程度の規模で支給している会社が多いでしょう。

また、資格取得によって主任技術者や監理技術者としての職務が務まるようになれば、それなりの給与アップが見込めるでしょう。転職市場でも資格保有者は重宝されるため、資格を持っていない人に比べてベースの給料が高めに設定される場合が多いです。

まとめ

土木施工管理技士の資格取得難易度から勉強方法、また資格取得後のキャリアについてご紹介しました。

土木施工管理技士の資格は建設現場に必ず必要な主任技術者になれる資格であることから、取得して損はない資格と言えます。ですが、資格の取得には実務経験が必要なため、取得までに時間のかかる資格でもあります。

資格取得までのスケジュールをきちんと立て、合格に向けてコツコツと頑張りましょう。

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