すでに熱中症患者も発生…熱中症警戒アラートで対策を

建設ニュース

すでに30度越えも

暖かくなり、過ごしやすい陽気になったのもつかの間、関東では一部で真夏日も観測され、すでに熱中症で搬送されるケースも報告されています。

環境省と気象庁は、熱中症予防対策に効果的な情報発信として、 令和2年7月から「熱中症警戒アラート」を実施しており、今年度もすでに利用が可能です。

「熱中症警戒アラート」は、熱中症の危険性が極めて高くなると予測された際に、危険な暑さへの注意を呼びかけ、 熱中症の予防行動をとるよう促すための情報です。

メールで熱中症危険度を知らせるサービスも

アラートは 環境省HPにて確認ができるほか、メールでの無料情報配信サービスも行われています。

メールでは、熱中症アラートを受信する区域を選択し、1日2回、該当区域で熱中症警戒アラートが発表された際に情報を受信することができます。

令和3年度のサービス提供機関は4月28日(水)から10月27日(水)まで。

暑さが本格化する前に登録し、アラートが発令された際の現場での対策について取り決めを行っておくことが理想です。

メール例(出典:環境省)

※ メール登録は こちらから。

建設業は熱中症リスクが高い

出典:厚生労働省

建設業は他業種と比べても熱中症による死者数が多く、毎年100名以上の方が亡くなっています

夏前の暑さも決して軽視することなく、行政情報を活用して適宜休憩の時間を設けるなどして熱中症を防ぎましょう。

参考資料

環境省: 熱中症予防情報サイト

厚生労働省: 2019 年職場における熱中症による死傷災害の発生状況 (2020 年1月 15 日時点速報値)

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