面接には万全の準備を!
面接では会社が求職者をチェックするのと同時に、求職者もまた会社をチェックしています。
普段見慣れている何気ない事務所の光景も、面接にきた人にとっては「この会社、もしかしてヤバい…?」と思われていることがあるかもしれません。
この記事では、面接に行った人が体験した「面接に行った会社を信用できないと感じた瞬間」をご紹介します!
ぜひ、自社でも同じようなことが起こっていないか確認してみて下さい。
会社の環境
まずは、会社の環境についてです。慣れてしまうと気にならなくなってしまうちょっとしたところにも、面接者を引かせてしまうポイントが潜んでいます。
玄関がゴチャゴチャ!
面接者が会社に着いて一番に目に飛びこんでくるのが、玄関です。
そんな玄関に、靴やら道具やらが散乱していて脱いだ靴の置き場もない。更にはスリッパもない…という状態だと、会社に対する信頼もなくなってしまいます。
「電気工事会社なんかどこもこんなもんでしょ!」と思わずに、玄関はぜひ綺麗にして大切な面接者を迎え入れる姿勢を出しましょう。
謎の張り紙が大量
真面目で熱意のある経営者様にこそ気を付けて欲しいのが、社内に掲示する張り紙です。経営セミナーに出かけた際や読書をした際、感銘を受けた名言を社員にも共有しよう!と壁に貼る。それがどんどん増えていって、まるで名言の展覧会のようになっている…という中小企業の事務所を、わりとよく見かけます。
張り紙は、貼られた経緯が分かっていればまだいいのですが、わかっていない状態だと目に入ってくる内容にびっくりしてしまうことがあります。
名言や格言・会社理念などの貼りすぎは「自分はついていけないかも…」という気持ちに繋がりますので控えめにしておきましょう。
また社員に対して注意を促す張り紙も、少々面食らってしまいますので必要なもの以外は外しておきましょう。
酒・お菓子・タバコ
小規模の会社だと、工事が完了したから打ち上げを事務所でやろう!なんて経験もあるのではないでしょうか。
仲がいいのはいいことですが、その後の片付けには細心の注意を払うようにして下さい。
後で持ち帰ろうと思っていた余りのビール缶が社員のデスクに置いてある、酒の空き瓶やおつまみの余りが面接者が通る給湯室に置きっぱなし…というようなことがあると「仕事と遊びの区別がついていないだらしない会社」だと思われてしまいます。
面接室だけではなく、面接者が通る場所全てに注意を払って、片づけをしておきましょう。
また、喫煙スペースが目に入る場合はタバコの吸い殻も片づけておきましょう。
机が汚い
面接スぺースの机が前の会議のまま汚れっぱなし…という状態は、余裕のなさやだらしなさを感じてしまいます。
面接に来てくれた人を歓迎する気持ちがあるならば、最低限、面接の数分前に面接スペースの確認をして、机やイスが汚れていないかの確認をしておきましょう。
社内の環境に気を付けていても人の流出が止まらない場合は、採用時のミスマッチが起きている可能性も考えられます。採用したい人物像に合わせた求人広告を作成できる電気設備業界専門の求人サイトの利用もご検討ください。
面接担当者・社員の言動
続いては、面接担当者や事務所にいる社員を見た時に面接者が不安に感じるポイントです。初対面の相手にとっては、会社で「いつもの光景」として処理されていることも不安に繋がってしまうことがありますので、ご注意を!
面接担当者の態度が悪い
「態度が悪い」というのは「相手を尊重する気持ちが感じられない」事を指します。
人事担当がいなく現役職人さんが面接を担当するという場合、少々口調がぶっきらぼうになってしまうこともあるかと思いますが、それ自体が問題というわけではありません。
もちろん最大限、口調にも気を付けた方がいいのですが、それ以上に気を付けるべきなのが「笑顔で迎えること」であったり「相手の話を真剣に聞く姿勢を持つこと」です。
必ず相手を敬う気持ちを持って話をしてください。
また、よく言われる「身だしなみ」については、現場終わりの場合どうしても作業着が汚れてしまうこともありますよね。
そういった場合は一言「現場終わりで、汚れてしまっていてすみません」と伝えれば、ほとんどの人は不快な気持ちなく理解をしてくれるでしょう。
面接担当者が、質問を考えてきていない
面接に対する準備が不十分であることが伝わってしまうと、「自分に対して本気で向き合ってくれていない」と思われてしまいます。
面接に臨む前はある程度どんな質問をするか考えておきましょう。
面接の質問シートを作っておいて、大まかな流れをいつでも確認できるようにしておくのも1つの方法です。
※ 面接の進め方について知りたい方はこちらの記事もご参考ください!
社員が怒られているのが聞こえてくる
面接中、隣の部屋から「何をやっているんだ!」と大きな声が…
このようなことがあると、面接者の会社に対する印象は最悪になってしまいます。
面接には、なるべく他の社員の話し声が聞こえないスペースを選びましょう。
また、怒っている声以外にも「疲れた」「ダルい」などネガティブなワードが聞こえてきた場合も印象が悪くなってしまいますので、気を付けてください。
声の大きな社員には「これから面接だから、おしゃべりは小声で!」と一言協力を促しておくと良いでしょう。
まとめ:面接者には真摯な対応を!
面接者は、面接という機会に会社のことをたくさん知ろうと意気込んで来ます。
ぜひ、それに応えるべく事前の準備を行い、真摯な対応をするように心がけて下さい!
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