SEO対策って自分でできるの?
せっかくホームページを作っても、思うようにアクセスが集まらない…といった話はよく聞きます。
ホームページのアクセスを増やすために効果的なのがSEO対策。SEO対策はお金をかけて外注することもできますが、コストを抑えるため、できれば自分(自社)でなんとかしたい!という考えの方も多いと思います。
この記事ではSEO対策初心者向けに、自分でできるSEO対策の方法について解説していきます。
選任を置いてがっつり対策するというよりは、空き時間にコツコツと積み重ねて集客アップできるような対策をご紹介していきます。
SEO対策とは
SEOとは、Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)の略語で、Yahoo!やGoogleなどの検索エンジンで検索した時に上位にホームページが出てくるように工夫することで、ホームページのアクセスを増やすという手法のことです。
インターネットユーザーは興味のあるワードを検索エンジンに入力し情報を得ようとしますが、現代ではウェブサイトが無数にあるため、たくさんの検索結果がヒットします。
その際、検索結果画面で上の方に出てくるページというのはアクセスされやすく、逆に2ページ目、3ページ目と、検索下位に表示されている情報は、目にも留まらない場合が多いです。
自分のホームページを目立たせ、たくさんの人にアクセスしてもらうには検索の上位に自社のページを表示させる必要があり、そのためにSEO対策は有効な手段となります。
自分で選定!SEO対策におすすめのキーワード
自分でSEO対策を行う場合、下記2つのステップで進めていきます。
①ねらいたいキーワードの選定
②選定したキーワードで上位を取るためのSEO対策
まずは中小企業向けに、ねらいたいキーワードの選定方法をご紹介します。
まずは地域+仕事のキーワードをねらう
企業がホームページの集客アップを目指す理由は、仕事につなげたいからという場合が多いと思います。その場合、まずねらいたいのが「自分の会社がある地域+自社の仕事」のキーワードです。
例えば「横浜市 電気工事」や、「世田谷区 リフォーム工事」などのワードが該当します。
このようなワードで検索上位に自社のホームページを表示させることができると、仕事を依頼したい人、つまり企業にとってはお客さんになりうる人が、依頼先を決める際に自社が候補に入ります。
地域+仕事のキーワードでSEO対策をすることで、自社に合ったお客さんをホームページに呼び込むことができ、会社の売り上げに結びつけることができます。
「地域+求人」や「地域+職業」のワードで採用活動の効率化をねらう
人手不足の企業であれば、ホームページを経由して求職者からの応募をねらうこともできます。その際は「自分の会社がある地域+求人」や「自分の会社がある地域+職業+求人」などのキーワードで上位をねらうと、地域や職業から就職先を探そうとしている求職者の目に留まりやすくなります。
例えば「大宮市 求人」や、「埼玉県 大工 求人」などのワードが該当します。
年齢や資格に特化した採用を行いたい場合には、「埼玉県 シニア歓迎 求人」「大宮市 第二種電気工事士 求人」などのワードもおすすめです。
そのほかPRしたいキーワードをねらう
ホームページは会社のことを自由にPRできる場です。上の項目で紹介した「地域+仕事」のキーワードや「地域+求人」のキーワード以外にも、会社が「このキーワードで上位に表示されるようになって、世間にPRしたい」と思うことがあれば、ねらいのキーワードを独自に定めてもいいでしょう。
自分でできる!コツコツ進めるSEO対策方法
自分でSEO対策を行う場合、下記2つのステップで進めていきます。
①ねらいたいキーワードの選定
②選定したキーワードで上位を取るためのSEO対策
先ほどの項目では、ねらいたいキーワードの選定方法をご紹介しました。次は、選定したキーワードで上位を取るためのSEO対策の方法を具体的にご紹介します。
ねらいのキーワードをホームページ内にちりばめる
SEO対策の基本行動は、ねらったキーワードを自社のホームページ内に盛り込むことです。
そのため、例えば「神奈川県 電気工事」のキーワードでSEO対策を行うのであれば、ホームページ内に「“神奈川県”一帯のエリアで“電気工事”をしています」「本日は“神奈川県”横浜市西区のお宅の“電気工事”を行いました!」などの文章を入れると、検索に引っかかりやすくなるのです。
ホームページを更新する際は、
・この文章を誰に見てもらいたいか
・どんなキーワードを入れたら検索に引っかかって、ねらいの人を呼び込めるか
以上の2点を意識して文章作成を行うといいでしょう。
まずはホームページ内の文言を見直し、キーワードを入れ終わったら次はブログや仕事の実績紹介など、定期的に更新できる場所をつくりましょう。キーワードを意識しつつコツコツと更新していくことがSEO対策に繋がります。
読みやすいホームページにすることもSEO対策につながる
SEO対策は、検索キーワードで上位をねらうほかに検索エンジンに気に入られるホームページの作りにすることも大切です。
Google等の検索エンジンに「良質なサイトである」と判断されると、ホームページが上位に表示されやすくなりますので、判定基準を知り、ホームページを最適化する作業が大切です。
定期的に情報を更新する
Google等の検索エンジンが「良質なサイトである」と判断する基準のひとつに、情報の新しさがあります。つまり、作ったまま何年も更新していないホームページは、検索の上位に表示されにくくなります。そのため、ホームページは定期的に更新することをおすすめします。
ブログや仕事の実績紹介(建設業であれば施工実績など)、採用情報などは定期的に更新しやすいです。こまめに情報を更新し、更新の際にはねらいのキーワードもちりばめれば、情報も新しくなりキーワードによる集客もねらえる、効率的なSEO対策が実現できます。
サイトの構造や速度の改善
Google等の検索エンジンに「良質なサイトである」と判断される基準には、「Googleが読みやすいページであるかどうか」もかかわってきます。
Googleのロボットはウェブサイトを巡回し、サイト内のページが読みやすくなっているかどうかを判定しています。そのため、読みやすいサイトになるよう工夫する必要があるのです。
具体的な対策としては、
・ページの読み込み速度を早くする
・スマートフォンからも見やすいよう、スマホでの表示を意識したサイトデザインにする
・信頼できるサイトへのリンクを増やす/情報が古く、リンク切れになったURLを削除する
などが挙げられますが、このあたりは少々専門的な知識が必要となるため、時間に余裕があれば調べながらサイト改善を実施しましょう。
ホームページの制作業者など、WEB関連の依頼先があるのであれば、効果的なSEO対策について相談してみるのもおすすめです。
SEO対策は初心者でも自分でできることがたくさんある
初心者向けの自分でできるSEO対策をご紹介しました。
ここまでの内容をまとめると、
・「地域+仕事」や「地域+求人」など検索で上位を取りたいキーワードを選定しておく
・ホームページ更新の際は、選定したキーワードをなるべく意識して文章に入れ込むようにする
・ホームページはブログや実績などをこまめに更新。情報更新がホームページの評価にもつながる
・時間・お金に余裕があれば、サイトの構造自体も最適化を
以上となります。
コツコツとホームページを更新し、集客アップを目指しましょう。
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