忘年会・新年会に関するアンケート
東京商工リサーチは今月19日、「忘・新年会に関するアンケート調査」を公開しました。
調査によると、2020年度の忘年会および2021年度の新年会を「実施しない」と答えた企業は全体の87.8%(8,840社)。
新型コロナの影響を懸念し、大企業・中小企業問わず多くの企業が飲み会の自粛を行うことが分かりました。
中小企業も自粛ムード
企業規模別にみると、忘年会・新年会を行わないと回答した企業は、大企業で92.9%、中小企業が86.9%。
規模によって多少の差はあるものの、多くの企業が忘年会・新年会を自粛します。

感染拡大地域は自粛ムードが強い
直近で感染が拡大している北海道では「開催しない」回答が93.0%(589社中548社)、東京都は90.2%(2,381社中、2,150社)と、9割以上の企業が忘年会・新年会を自粛します。
ちなみに、最も「開催する」との回答が多かった県は秋田県で34.15%(82社中28社)。それでも7割の企業は開催を自粛するため、全国的に自粛のムードが漂っていると言えるでしょう。

オンライン飲みなど検討を
会社主体で飲み会を開き、万が一にも新型コロナの感染者が出てしまえば、年明け早々仕事に穴をあけてしまう危険性もあります。
年末年始の飲み会についてはぜひ慎重にお考えください。
今は「オンライン飲み会」という、ビデオ通話ツールを用いてオンライン上で飲み会を楽しむ手段もあります。
来年の安全と健康のために、我慢のしどころです。
苦しい時期ですが、感染予防に気を抜かず乗り切りましょう。
参考資料
東京商工リサーチ: 「忘・新年会に関するアンケート」調査◆ 関連記事をチェック!
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