今年度ラストの公募開始
建設業災害防止協会(以下、建災防)は、今月1日より「令和2年度 既存不適合機械等更新支援補助金事業」の第2回分の公募を開始しました。
この補助金は、「フルハーネス型墜落制止用器具」「移動式クレーン過負荷防止装置」への改修・買換経費の一部を補助するというもの。
補助率は1/2。特にフルハーネスの買い替えをご検討中の方にとってはうれしい補助金です。
補助金概要
補助率、対象者、締め切りなど補助金の概要については下記の通りです。
◆ 対象者
・中小企業基本法(昭和38年法律第154号)第2条各号に規定する中小企業者に該当する法人及び個人
・労災保険に特別加入している個人事業者(労働者災害補償保険法第35条第1項の規程により労災保険の適用を受けることとされた者)
・その他厚生労働大臣の承認を得て建災防が適当と認める者
◆ 申請期間
2020年7月1日~9月20日(Web申請)
※ まずはインターネット上で申請を行い、申請後14日以内に申請書類を提出する必要があります。
※ 補助対象となる製品の購入額が200,000円以下の場合は、登録販売小売店を通して購入を行い、申請も小売店が代行する形になります。
◆ 対象となる製品
構造企画に適合するフルハーネス型安全帯
◆ 補助率
対象経費の1/2(上限1本あたり12,500円)
◆ 補助金額上限
1本あたりの補助上限金額:12,500円
1事業者の補助上限金額:625,000円
※ 例えば1本30,000円のフルハーネスを買った場合、補助率1/2と考えると単純計算では15,000円となりますが、補助金の上限額が1本あたり12,500円と決まっているため12,500円以上の補助金はおりません。
こんな場合、補助金はでる?
補助金申請にあたり「こんな場合は申請できる?」というよくある疑問をまとめました。
◆ すでに購入してしまったけど今から補助金申請はできる?
→できません。交付申請を行い、交付決定後に購入したもののみが対象となります。申請中や申請前に購入しないようにご注意ください。
◆ 安全帯を持っていない新人さんに新規で買う場合は対象になる?
→対象になりません。この補助金は旧規格の安全帯から新規格の安全帯への買い替えのみが対象です。
◆ 建災防の会員じゃなくても申請できる?
→申請できます。
◆ 下請けさんの分も申請できる?
→申請できません。一法人及び個人単位での申請ですので自社の社員(または個人)のもののみ申請可能です。
◆ 申請は自分でするの?
→代行してもらえます。中小企業等は、補助対象経費(申請額)の合計が20万円を下回る場合、直接の申請でなく登録支援小売店に申請を代行してもらう形での申請が必須となります。
登録支援小売店の一覧は こちらから確認することができます。フルハーネス購入をお考えの方は活用を!
この補助金は補助率が1/2と手厚く、かつ登録販売小売店に申請を代行してもらえるので書類作成の手間が少なく活用できる補助金です。
フルハーネスへの買い替えをご検討の方は、この機会に助成金を利用してはいかがでしょうか。
リンクはこちら
・補助金トップページは こちら ・リーフレットは こちら◆ 関連記事をチェック!
コメント
この補助金は、「フルハーネス型墜落制止用器具」「移動式クレーン過負荷防止装置」への改修・買換経費の一部を補助するというもの。
補助率は1/2。特にフルハーネスの買い替えをご検討中の方にとってはうれしい補助金です。
↑このような補助金がありましたら、教えていただきたいです。
コメントありがとうございます。
本記事でご紹介している補助金はすでに公募が終了しており、また現在利用できるフルハーネス関連の補助金情報はキャッチできておりません。
お力添えできず恐縮ですが、今後も有益な補助金情報が出た際には可能な限り発信してまいります。よろしくお願いいたします。