清水建設・鹿島、中止の工事7日から再開…分かれるゼネコンの対応

建設ニュース

緊急事態宣言の延長

先日、政府は緊急事態宣言を5/31まで延長することを発表しました。

これを受け、工事を中止していたゼネコン各社は工事を再開するか、引き続き中止するかで対応が分かれています。

清水・鹿島は工事再開、大林は中止継続

清水建設・鹿島は中止していた工事を7日より再開する方針を示しました。

清水建設の発表によると、「新型コロナウイルス感染の影響が長期化することを念頭に,これまでどおり社員・作業員の生命・安全を最優先事項として感染拡大防止対策を一層強化・徹底すると共に,建設業における雇用の確保など経済活動の維持のために工事を進めることも重要である」と判断し、工事再開の決断をしたとのことです。

一方、大林組は、工事中止を5/31まで延長すると発表。「施工中断などの取り扱いについて、5月31日までを対象期間として改めて個々の工事の状況を検証のうえ発注者と協議し、合意を得たものについては施工中断を継続するなどの対応をとることとしましたのでお知らせします。」とHP上に記載しています。

現場再開時は感染予防徹底を

工事は発注者、元請け、そして下請けと多くの企業の予定が絡んでいるため、どこか一社が「中止したい」と思っても容易に実現できるものではありません。

事情により、工事の中止ができない現場も多くあるでしょう。

多くの現場で実施されている作業員の感染予防策としては、現場での消毒や検温、朝礼の分散や休憩所の拡大・増設などの3密の回避があります。

予防を徹底し、感染拡大防止に努めましょう。

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