働き方改革で導入されたロボットの活用法
日本建設業連合会は、建設業界の働き方改革を伝えるウェブサイト「WorkStyle Lab」をリリースしました。 そこで、株式会社大林組様の事例として人型ロボットの「Pepper(ペッパー)」を導入することで業務の効率化を図る取り組みが紹介されています。新規入場者教育をPepperが担当!
大林組様では、新規入場者教育や見学者への概要説明の際にPepperを利用しているそう。安全管理や現場のルールはPepperが作業員に説明してくれるようになっています。
ロボットを使うメリットとしては…
◆ 社員が説明に割いていた時間を書類作成など他のことに使えて時短に繋がる
◆ ロボットがしゃべっているということで、興味を引き内容が伝わりやすい
◆ 同じ説明を繰り返してできる→複数の相手にも均一に情報を伝えられる
ということが紹介されていました。
もしPepperを導入したら、かかるお値段は…
「いや、ロボットを買えるなんて大手だけでしょ!」とツッコミを入れた方もいらっしゃるかと思います。
参考に、気になるPepperのお値段は…
本体価格:198,000円+基本プラン月14,800円+保険パック月9,800円
だそうです。
…意外と手の届く金額ではないでしょうか?
もちろん使う機会がなければ無駄になってしまいますが、本体は社員一人の給与1ヵ月分程で購入できると考えるとグッと身近に感じます。
参考:ソフトバンク公式サイト現場は職人さん、事務はロボットの時代も!?
建設業は「AIに取られない仕事」と言われています。
電工魂でも、現場仕事はいつまでも職人さんが活躍して欲しいと願っています。
しかし、これからどんどん高機能になり普及するロボット。今回紹介された大林組様の事例のように、人に説明する作業や事務作業など、現場以外の作業はロボットと分担して効率的に行うというのも良い選択ではないでしょうか?
建設業にも、業務効率化のため新しい風が吹いている…というお話でした!
参考サイト
日本建設業連合会:WorkStyle Lab 株式会社大林組様の事例はこちら◆ 業界ニュースをチェック!
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